日本パッケージデザイン協会　葛西薫氏へ「パッケージデザイン功績賞2024」を贈賞　受賞記念講演会も開催

【2024年6月21日】日本パッケージデザイン協会（JPDA）は6月17日、文京区の東京ガーデンパレスで、葛西薫氏への「パッケージデザイン功績賞2024」の贈賞と受賞記念講演会を開催した。
贈賞式では、同時に「JPDA貢献賞2024」を桑和美氏に贈賞した。

葛西薫氏は、1973年サン・アド入社以来、50年以上にわたり幅広くデザイン界をリード。5世紀を越える歴史の和菓子店「虎屋」が、“とらやがつくるもうひとつのお菓子”として2003年にスタートした「トラヤカフェ」の多彩なパッケージデザイン、アートディレクションには、伝統と革新を両立させる葛西氏のクリエイティビティが反映されている。

その後の「とらや」「とらや工房」「TORAYA TOKYO」、現在の「トラヤあんスタンド」など一連の活動を通して、パッケージデザインとブランドディレクションの素晴らしさを常に発信し続け、デザインの最前線で活躍している。

記念トロフィーは、パッケージデザイナーとして長く活躍され、JPDAの役員も務めた故・鹿目尚志氏が生前、この賞のためにオリジナルでデザインしたもの。鹿目氏は、アーティストとしても、ガラスをはじめ様々な素材を使った作品を意欲的に制作、発表してきた。

贈賞式に続いての記念講演会では、「味とデザイン」をテーマに、一連の虎屋のパッケージデザイン、ブランドディレクションを含む、幅広いデザイン活動について披露した。

講演要旨は、後日JPDAサイトに掲載する予定。

日本パッケージデザイン協会（JPDA）
https://www.jpda.or.jp/