【2019年9月19日】ミマキエンジニアリングはこのほど、ハイブリッド式テキスタイルインクジェットプリンタ「Tx300P-1800 MkII」を発表。11月中旬から発売する。
「Tx300P-1800 MkII」は、「昇華染料インク」と「捺染顔料インク」を同時に搭載。ユニットの切り替えを行うことで布と紙の両方にプリントできるハイブリッド方式を採用している。
従来機種ではインクの特性が異なるため、1台で布と紙へのプリントを行うことができなかった。
昇華染料インクは、ポリエステル生地への染色ができ、用途はソフトサインやファッションアパレル、スポーツアパレルなど。一方、捺染顔料インクは綿や麻、レーヨンなどのセルロース繊維への着色ができ、主にインテリアファブリックやファッションアパレルで活用されている。
昇華染料インク(転写)の搭載により、インクの組み合わせは
「昇華染料インク(転写)+捺染顔料インク」
「昇華染料インク(ダイレクト)+捺染顔料インク」
「昇華染料インク(転写)+昇華染料インク(ダイレクト)」
の3タイプとなり、ユーザーのビジネスに最もマッチする組み合わせを採用できる。
新製品の最大出力解像度は1,440dpi、最大作図幅は1,920mm(布)、1,940mm(紙)、最大メディア幅が1,920mm(布)、1,950mm(紙)。
価格はRasterLink6 Plus 同梱モデルが3,480,000円、TxLink3 Lite 同梱モデル 3,780,000円(いずれも税別)。
なお、同製品は9月18日から今日19日で東京ビッグサイトで開催されている「56th FISMA TOKYO」のミマキエンジニアリングブース(西ホールC-23)で展示されている。
同社では全世界で300台の販売を目標としている。
56th FISMA TOKYO
http://www.fisma.tokyo/
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