【2020年9月18日】イメージ・マジックはこのほど、米国・INKCUPS社と提携。同社のロータリーUVインクジェットプリンタの国内総代理店として販売を開始した。
イメージ・マジックは、1995年の創業以降、一貫してオリジナル製品のオンデマンドプリントサービスを展開しているソリューションカンパニー。自社ECサイト「オリジナルプリント.jp」「MEET MY GOODS」のほか、国内最大級のアパレルメーカーやECサイトなどとのビジネス連携もある。
近年は、自社のノウハウを生かし、商品の製造・出荷を行うシステム、機器の販売も行っている。
INKCUPSのプリンタ「HELIX」は、カップやグラス、タンブラーなど、主に円筒形のドリンクウェア(飲料用容器)を回転させながらプリントでき、オリジナル商品や名入れ商品を製作できる。
同機はセットした物に対し、固定したプリントヘッドを使い、メディアを回転させながら出力する方式を採用。グラスプリントでも、約1分で完了する世界最高クラスの速度を持ち、1時間にグラスを40~60個をプリントできる。
従来のプリンタは、ヘッドを往復させてプリントしていたため、1個あたり5分~10分を要していた。
セット可能なサイズは、直径が51~114mm(治具の追加により最大127mm)、長さ76~304mm。出力可能な最大長は108mm(UVランプの追加により最大216mm)。
UVインクを採用しており、プリントする製品を選ばないことも特長。ガラスやアクリル、金属、プラスチック、皮革などの素材にプリントでき、セットできる製品形状も、飲料用グラス、ステンレスタンブラー、ワインボトル、化粧品ボトルなど幅広い。
また、ストレートな円柱形だけでなく、一部の直径が大きく先細りする「テーパー」のついた形状にもプリント可能。形状ごとに取り付け具の角度を設定し、割り当てた番号で自動調整するだけなので、セット時間も短い。
プリント面はメディアの表面を360度1周し、切れ目なく繋がる。また、最大1200dpiの解像度で、写真やグラフィックなどのグラデーションも滑らかで色鮮やかに再現する。
イメージ・マジックでは昨年11月、この「HELIX」の1号機を導入。今年は2号機を導入、既に約4万本のドリンクウェアの生産及び出荷している。これにより、導入後のアフターサービスも同社が対応する。
なお、同プリンタは、11月25日(水)~27日(金)、千葉市の幕張メッセで開催される「第5回ドリンク ジャパン」で展示される。
問い合わせはイメージ・マジック ストラテジックセールス事業部(☎ 050-5835-2149)または(eメール: ss@imagemagic.co.jp)まで。
INKCUPS「HELIX」
https://imagemagic.jp/service/odps/device/ruv/
イメージ・マジック
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ドリンク ジャパン@幕張メッセ
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