【2017年6月16日】ウイル・コーポレーションと日本HPは6月15日、石川県白山市のグランドホテル白山と、ウイル・コーポレーション北國工場で「高速インクジェット輪転機オープンハウス」を開催した。
「高速インクジェット輪転機オープンハウス」は、プリントバイヤー、出版社、報道機関などの顧客を対象としたもので、当日は100人以上が参加した。
オープンハウスでは、「アジア初、最速デジタル印刷機が切り拓くデータドリブンマーケティングの最前線」をテーマに、アジア地域ではウイル・コーポレーションが初の導入となったHPの高速インクジェット輪転機について導入経緯や現状、最新事例を紹介。同社北国工場ではデモンストレーションを行った。
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説明会はグランドホテル白山で開催され、ウイル・コーポレーションとHP、グーフから3者が登壇した。
ウイル・コーポレーションの若林圭太郎社長は「ご参集いただき、誠にありがたい。本日のオープンハウスは、日本HPの多大なる協力により実現したもので感謝したい。当社では数年前からデジタル化を進めている。ぜひ皆様に活用いただきたい」とあいさつおよびデジタル印刷機導入の経緯の中で述べた。
同社では数年後をめどにデジタル印刷関連で100億円の売り上げを目指す。
また、製品を納入したHP Inc.ページワイド・インダストリアル部門のデビッド・マーフィーワールドワイド マーケティング ディレクターや、システム構築を行ったグーフの岡本幸憲社長CEOが登壇し、デジタル印刷の現状などを紹介した。
ウイル・コーポレーション北國工場では、生産設備の実機デモンストレーションの見学会を行った。
工場見学会では「HP PageWide Web Press T490HD」と、ミューラー・マルティニのデジタル製本ライン「シグマライン2」をインラインで接続した工程を披露した。
「HP PageWide Web Press T490HD」は同社がアジア初導入。
サーマルインクジェットタイプの連帳機で、2つのエンジンを使用し表裏を連続印刷できる。
最大プリント幅は1067㎜、最大印刷速度は毎分305m。
この日は毎分152mで運転し、表裏印刷を実演した。
「T490HD」は、巻き出し部分にゼロスピードスプライサー「Contiweb 42inch CD-N」を搭載し、ロールの切り替えのダウンタイムを排除している。
また、プライマー処理設備を装備し、オフセット印刷で使用される普通紙への印刷が可能。エンジン部分は2基が連続しており反転させながら、表裏をワンパスで印刷する。
すでにTシリーズは欧米を中心に200台を納入しており、DMやカタログのパーソナライゼーションに貢献している。
インライン接続されたミューラー・マルティニ「シグマライン2」は、断裁、帳合を連続して行いブックレットを作成する。
最大加工速度は305m、紙幅も60インチに対応。1冊ごとにバーコードを読み取り、異なる内容のページを織り込めることから「T490HD」のデジタル後加工機として最適システムという。
さらにオフラインでミューラー・マルティニの「アレグロ・デジタル」を設備。1冊ごとに異なる内容に合わせた表紙を貼り合わせて、冊子を完成させる。
こちらは最大24インチ幅まで加工でき、A5サイズで2面の加工に対応する。
また、「サンプルコーナーでは、商業印刷やフォトブック、クーポン、立体印刷などウイル・コーポレーションで作成した印刷物を展示。
このほか、紙器やラベル、軟包装など、HPのデジタル印刷機の採用事例の展示も行った。
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