【2023年8月24日】日榮新化とヤマトボックスチャーターはこのほど、ラベル台紙の資源循環型水平リサイクル事業「資源循環プロジェクトの回収業務」に関してパートナーシップ協定を締結した。
両者が締結したのは「資源循環プロジェクト回収スキームの最適化に向けた共創ロジスティックスパートナーシップ協定」で、ラベル台紙の廃棄ゼロを目指す取り組み。
現在、製品などにラベルを貼り付ける製造工程で、本体剥離後に残るラベル台紙の量は、国内の製造業全体で年間約13.9億㎡に上り、東京ドーム約30,000個分の面積に相当する。
そのほとんどが資源として回収・再利用されず廃棄物となる。
「資源循環プロジェクト」では、ラベル台紙を再生PET合成紙製の「リサイクル専用台紙」に置き換え、使用後に有価回収。これをマテリアルリサイクルすることで再使用し、廃棄物を生まない。
両者はこの事業の安定で合理的な継続性ある運営を行うことを目的に、「『JITBOXチャーター便』を活用した回収スキームの最適化」や、「ヤマトボックスチャーターのネットワークを活用したサービスの運用と普及」「持続可能性のあるオペレーションの実行とCO₂排出量の削減」という3つの合意を行った。
ヤマトボックスチャーターが提供する「JITBOXチャーター便」と専用のフレコンバッグを組み合わせることで、プロジェクト専用の回収BOXを使用。ラベルユーザーは、資源循環プロジェクト公式Webサイト上で、設置・回収依頼を行える。
専用回収BOXを使用することで、回収効率・回収コストの合理化を実現し、CO₂排出量の削減にも貢献します。尚、専用回収BOXの設置・回収費用は、日榮新化株式会社が負担します。
また、これらにより国内全域をカバーする回収スキームの運用を実現できるという。
資源循環プロジェクト 公式Webサイト
https://www.shigenjunkan.com/
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