【2022年1月11日】電通デジタルとアサヒビールは1月5日、お酒を飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指す「スマートドリンキング」を推進するため、合弁会社「スマドリ株式会社」を設立した。
「スマドリ株式会社」は、「お酒を飲まない/飲めない」人に焦点を当て、デジタルを中心としたコミュニケーション活動の設計やデータマーケティングを行う。
多様な生活者ニーズの把握や理解を促進することで、アサヒビールの「お酒を飲まない/飲めない」方との関係強化、多様性を尊重し合える環境づくりを推進する商品やサービスの展開、体験の場の創出など様々な取り組みを支援していくという。
アルコールを取り巻く環境は、2010年にWHO(世界保健機関)で「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」が採択され、アルコール関連問題は2015年に策定された国連のSDGs(持続可能な開発目標)の健康分野でも目標の1つとして明記されるなど、社会全体で協議しながら取り組むべきグローバルな課題として位置づけられている。
国内の消費者動向では、アサヒビールは、国内20~60代人口の約8,000万人のうち約4,000万人は「お酒を飲まない/飲めない」方であると推計。ライフスタイルのさまざまな変化に伴い、お酒に対する向き合い方も多様化が進み、従来の画一的なお酒の楽しみ方に不満を感じる人や自分のペースで心地よい時間を楽しもうとする人が増えているとみている。
今後、「お酒を飲まない/飲めない」方のニーズ把握や理解を促進し、「スマートドリンキング」の価値観浸透と取り組みの加速を図るため、合弁会社「スマドリ株式会社」を設立しました。デジタルを活用した顧客理解やマーケティング推進という電通デジタルの強みを活かし、両社のシナジーを最大化させる体制を構築する。
「スマートドリンキング」について
https://www.asahibeer.co.jp/smartdrinking/
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