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リンテック エア抜け性能高めた「ブリスターフリーラベル素材」来年1月から本格販売 プラスチックのアウトガスなどに対応


【2015年9月30日】リンテックはアウトガスの課題をクリアする「ブリスターフリーラベル素材」を開発、2016年1月から本格販売する。

同製品は、プラスチック成形品から発生するアウトガスによる、浮きや膨れを抑制するラベル素材。粘着剤面に微細なクラックを発生させることで、エア抜け性を付与しており、粘着面の端部からアウトガスなどの空気が抜ける。また、空気抜きが容易なので貼付が簡単になり、仕上がりもきれいにできるという。

従来品では、縦横方向に凹凸パターンを形成した剥離紙を使用。基材に粘着剤を塗工し、この剥離紙を貼り合わせれば、凹凸パターンを粘着面に転写・形成でき、エア抜け性が確保できた。しかし、剥離紙が特殊で加工時に制約があり、高温環境などでの劣化も課題だった。

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新製品では、粘着剤面に意図的にクラック(割れ)を発生させており、その形状のコントロールによりエア抜け性を付与している。
粘着剤面の凹凸パターンをランダム方向に形成するため、抜き加工時のトラブルが少なく、剥離紙も背割れなど加工が容易。さらに従来品と異なり、粘着剤面の凹凸形状の保持性に優れ、繰り返し高温環境に置かれても性能の劣化が少ない。

表面基材は、一般的なシール・ラベル用途に使いやすい「アルミ蒸着PETフィルム」「白色PETフィルム」の2タイプをラインアップする。

同社では今後、この独自製法を生かしたアイテムを、大型のPOPラベルなどの用途に展開していく。

なお、この製品は、ベルギーで11月29日から開催されている世界最大のラベル関連展示会「LABELEXPO EUROPE 2015」で展示する。

問い合わせは同社印刷・情報材事業部門(☎03-3868-7734)まで。


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