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キヤノン 「drupa 2024」の出展概要を発表 商印・大判・パッケージなど印刷機多数 5月28日開幕

【2024年5月20日】キヤノンはこのほど、「drupa 2024」(5月28日~6月7日、ドイツ・デュッセルドルフ)の出展概要を発表した。

「drupa 2024」では「The Power to Move」をコンセプトに、今回も商業印刷から産業印刷まで印刷事業者の多様なニーズに応える最新の印刷機やソリューションを紹介するという。

 

商業印刷(帳票・書籍・カタログ・ポスター・広告など)

高速カラー連帳プリンターでは、オフセット印刷同等の色再現性を持ち、高品位なカタログや写真集などの印刷に適した新製品「ProStream 2000シリーズ」や、シリーズ最高の印刷速度で帳票、DM、書籍などの印刷に適した新製品「ColorStream 8200」を展示する。

また、カットシートプリンターでは、安定稼働と印刷品位に優れたB3サイズ対応の「varioPRINT iX1700」を海外展示会で初出展するほか、ユースケースに合わせた多品種・少量印刷に対応する「imagePRESS Vシリーズ」と生産管理ソフトウエア「PRISMA」による印刷状況の可視化ソリューションを紹介する。

大判グラフィック市場向けには、UV硬化型インク製品として、白インク搭載で屋内外広告や壁床装飾向けの対応メディアを拡充した「Colorado-Mシリーズ」に加え、ガラスや板、タイルなどに印刷が可能なフラットベットタイプの新製品「Arizona 2300シリーズ」を展示する。


最新の専用ソフトウエア「PRISMAelevate XL」との組み合わせで、隆起印刷によるサイネージ印刷や絵画の複製などにも対応した。
プロの高い画質要求に応える写真やポスター印刷に適した「imagePROGRAFシリーズ」は、独自開発の「LUCIA PRO IIインク」を搭載し出品する。

 

ラベル・パッケージ

食品や日用品の外装に用いられるラベル商材の小ロット・短納期生産に貢献するラベル印刷機「LabelStream LS2000」を海外展示会で初出展する。


また、パッケージ印刷向けには、キヤノンプロダクションプリンティングの子会社であるイーデール社の紙器印刷システム「Edale FL5」を展示し、ニスや箔などの加装処理から型抜きなどの後加工までを含めた紙器のインライン製造プロセスを紹介する。
さらに、1.7mの印刷幅で最大毎時8,000㎡の印刷速度を実現するシングルパス方式の段ボール印刷システムのコンセプトモデルを初披露。デジタル印刷でありながら、オフセット印刷に迫る高画質、高生産性、コスト効率で、パーソナライズ化商品に活用するなど印刷の高付加価値化に貢献する。

 

drupa 2024

会期:5月28日(火)~6月7日(金)
会場:デュッセルドルフ見本市会場(ドイツ)
主催:Messe Düsseldorf GmbH—メッセ・デュッセルドルフ
https://www.drupa.com

キヤノンブース
ホール8a、小間番号B41-1~B41-8
https://www.canon-europe.com/business/insights/events/drupa/

 

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