【2023年4月5日】凸版印刷と3digはこのほど、バーチャルヒューマン自動生成技術を活用した等身大のフォトリアルなバーチャルヒューマンと対話できるサイネージシステム「VHサイネージ」を開発。4月から凸版印刷の神田和泉町ビル内で実証を開始した。
この実証実験では、リアリティを追求したバーチャルヒューマンとの対話が人に及ぼす影響、人が抱く感情や最適なユーザー体験などの検証を実施する予定。
「VHサイネージ」はサーバ、モニタ、センサーから構成され、フォトリアルな外見に加え,合成音声による対話AIやインタラクション機能が搭載されている。
ユーザーは実際の人間と対話するようにVHサイネージを通じて、受付や物品購入など、さまざまなサービスを受けられる。
製品は、86インチの大型サイネージ(D35.7×W192.5×H117cm)にはフォトリアルなバーチャルヒューマンが等身大で表現される。
人物認識センサーを搭載しているため、前に立った利用者に対して話しかけたり、利用者のほうを向いたり、コミュニケーションすることが可能。
利用者は目の前に人がいて、話しかけられているような自然な対話ができる。
またバーチャルヒューマンは、「トッパンバーチャルヒューマンラボ」内の「ライトステージ」を用いて、計測した人体の高精度な計測データを元に制作。自動生成システム「anma」を活用し、納期短縮とコスト削減が可能。
今後、同社ではフォトリアルなバーチャルヒューマンの作成や対話型のVHサイネージの提供などで、2025年度までに10億円の売上を目指す。
トッパンバーチャルヒューマンラボ
https://www.toppan.co.jp/vhl/
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.