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「G7広島サミット」で実証実験 東罐興業と日本製紙が使用済み紙コップのリサイクルに挑戦

【2023年5月18日】東洋製罐グループホールディングス子会社の東罐興業と日本製紙は5月19日に開幕する「G7広島サミット」に合わせ、今日18日から国際メディアセンター(IMC)で使用済紙コップのリサイクルについて実証実験を行う。

この実証実験では、日本製紙が間伐材を原材料に製造した紙コップ原紙をもとに、東罐興業が生産した紙コップ「エコフレンドリーカップ」を試飲用コップとしてIMC内で提供。さらに使用された紙コップを東罐興業開発のカップ洗浄機「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」で洗浄の上、回収し、日本製紙が段ボール原紙にリサイクルする。

使用済み紙コップは、通常、飲み残しや汚れなどの残渣があるために、従来は廃棄物(可燃ごみ)の扱いだった。
一方で「Re-CUP WASHER」には、利用者自身が“洗う”というワンアクションが必要。この利用者のアクションにより「廃棄物」が「再生資源」に生まれ変わる。

東罐興業では、「Re-CUP WASHER」を利用した「CUP TO CUP Recycling System」の仕組みにより、紙コップを再資源化してリサイクルカップにつなげる取り組みを進めていくとしている。

取り組みの紹介動画(広島県環境ブースにおいて放映)

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