【2015年5月29日】サトーグループのサトーインプレス㈱はこのほど、千葉県野田市に同グループで国内最大規模となるシール・ラベル工場を開設し、5月19日には竣工式を行った。
新工場は、国内向けのシール・ラベル生産拠点として高精細印刷が可能なデジタル印刷機など、最新の印刷設備を導入している。これらにより高い品質基準が求められる多色ラベルやPOPラベル、厚紙、薄手フィルム、可変データ等の高付加価値製品を製造する。
また、クリーンルームを設備しており、食品やヘルスケア向けラベル、防塵が必要な精密機械の製造現場で使用される銘板ラベル等の製造を強化していく。
さらに、世界に先駆けて製版廃液のリサイクルシステムを導入し、環境への対応も進めている。
サトーグループは国内に40を超える工場を有しており、シール・ラベルの基材の開発からデザイン提案、印刷・加工まで、すべてを一貫製造する体制を持つ。また、バーコードや2次元コード、RFIDなどの自動認識技術の活用でも実績がある。
2015年度を起点とした3カ年の中期経営計画では「持続可能な成長力と収益基盤を確立する」という経営目標を達成するため、生産性・品質・コスト競争力をクラス最高レベルに高め、ベースビジネスを強化することを戦略のひとつとしており、今回の工場新設もその一環と位置付けている。
・サトーインプレス株式会社 概要
所在地:千葉県野田市山崎2750番地
代表者:冨山 哲
従業員数:49名 (2015年3月末)
事業内容:サプライ製品の製造
同社は2015年4月1日より、㈱三協印刷社からサトーインプレス㈱に社名を変更
・新工場 概要
所在地:千葉県野田市山崎2750番地
稼働開始:2015年4月
敷地面積:3,888㎡
建屋面積:2,818㎡
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