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ミマキ フルカラー3Dプリンタで作成の「上田城」を寄贈 「文化遺産3Dプリントプロジェクト」の第一弾

【2019年8月20日】ミマキエンジニアリングは、同社の地元地域である長野県上田市と連携して上田城跡地形/南櫓の3D データ作成を行い、同社製フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」で出力した造形物を、同市に寄贈する。

「3DUJ-553」は UV 硬化インクによる積層方式を採用。1,000万を超える色再現性を誇るフルカラー3Dプリンタ。精巧な造形力により上田城櫓の瓦や石垣など、細やかなテクスチャーも忠実に再現している。また、クリアインクを搭載しているために水堀などへの透明表現も行っている。

今回の寄贈の目的は、上田城の認知度向上や城櫓復元の一助。上田市では、明治維新後に取り払われた櫓の復元を計画しており、不足している資料、情報提供を広く呼びかけている。

作成されたのは、上田城跡地形(1/378 スケール)と南櫓(1/55 スケール)の模型。模型は、今後市役所で展示され一般開放されるほか、イベントでの展示や教育機関で活用される。

今後ミマキでは、今回の事例を通じ、社会貢献活動の一環として、「ミマキ文化遺産3Dプリントプロジェクト」を開始。歴史ある文化遺産と最新の3D プリント技術を融合させ、地域活性化へ貢献していく。

なお、寄贈式は8月23日(金)午後2時から、上田市役所3階の第一応接室で行われる。

 

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