【2022年11月19日】インクジェット出力事業協同組合は11月17日、東京都大田区のキャノン Customer Experience Center Tokyo(CEC Tokyo)で、研修会を開催した。
冒頭、キヤノンプリダクションプリンティングシステムズの小島康晴常務があいさつに立ち「本日は『Colorado1650』をご覧いただくが、前機種では密着性の問題あった。2020年、改良を重ねて再度発売。五輪が追い風になるかと思ったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれがほぼなくなった。しかし今後は2025年、大阪万博があるのでこれが追い風になりそうだ。『Colorado1650』では、生産性や施工難度などでサポートできるはず、今日は長丁場だがお付き合いいただきたい」と述べた。
その後、「Colorado1650」の製品説明に移った。
同機は、高品質モードで毎時40㎡、マット調では最高速モードで毎時46㎡、クオリティーモードで毎時27㎡を実現している。
インクは伸長率が185%まで拡大し、カーラッピングにも対応。インク消費量も溶剤系に比べ少なく、臭気もすくないことが特長。
また、メンテナンスもプリントヘッドの清掃は、月2回ほどと非常に手間のかからない仕様となっているという。
デモンストレーションでは、グロスとマットのそれぞれのモードで出力しその違いや、高速性能などについて説明を受けた。
このほか、展示機器やCANON GALLERYを見学し、この研修会は終了した。
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