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凸版印刷 D2C参入支援に特化した「D2Cのばセル」サービス提供開始

【2023年7月19日】凸版印刷は7月から、D2C(Direct to Consumer)事業の早期立上げ・実行を支援するサービス「D2Cのばセル」をメーカーのブランド部門などに向けて提供を開始した。

「D2Cのばセル」は、D2Cの事業立ち上げからグロース支援までに特化したサービス。
商品企画や事業性検証、商品ブランドの世界観を訴求するサイト構築、集客、CRM運用をワンストップで提供する。
D2C事業の参入を検討する業種・業態のEC設計パッケージを5種類用意しており、事業設計の期間短縮や効率化する。

D2C市場は、拡大が予想されているが、通常のECサイト構築とは異なり、D2Cに特化したオリジナリティのある商品開発や事業計画・実行が必要となっていく。しかし、多くの事業会社ではD2Cに最適化した体制にはなっていない課題がある。
凸版印刷はこれまで、消費財を中心としたメーカーの商品企画からECサイト構築、フルフィルメント運用、プロモーション、CRM施策まで一貫して提供してきたノウハウを活かし、D2C事業の立ち上げに特化した支援を行う。

背景には近年のオリジナル商品を開発・販売への大量の参入と急速なコモディティ化があり、D2C市場への参入機運が高まっていることがある。一方で、D2Cは、専門的なノウハウやリソースが必要なため、参入障壁が高いことが課題だ。
「D2Cのばセル」は、D2C事業への参入をワンストップで支援するパッケージサービスで、これらの課題を解決するという。

凸版印刷がこれまで主にパッケージ分野で培ってきたテストマーケティングのノウハウを活かし、商品のデザイン、販売ターゲット・テスト販売場所の選定、集客施策などを支援。これにより、商品の強み・弱みを把握し、D2C事業参入にあたり裏付けとなるデータ収集と社内承認を得るための事業計画/企画書の策定を支援する。

価格と納期は以下の通り。

凸版印刷は、同サービスを含めたD2Cソリューションを展開し、2025年までに関連受注含め約20億円の売上を目指す。
また、今後既存の店舗連携やバーチャルモール「メタパ」をはじめリアル・バーチャル問わずさまざまなニーズに対応できるEC/D2C事業支援のサービス拡大を推進する。

 

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