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日本の食文化を発信 多言語に対応する「QRトランスレーター」のサービスを開始 協同宣伝

【2015年6月20日】協同宣伝はこのほど、QRコードを使った多言語化ツール「QRトランスレーター」のサービスを開始。食のグローバル化に伴う多言語化ニーズに応える。

同ツールは、ベンチャー企業のPIJINが開発した特許技術によるもので、QRコードをスマートフォンやタブレットなどの携帯端末で読み取ることで、ユーザーが読みたい言語で情報を取得できる。これにより、食材などの原材料や保存方法、消費期限など基礎的な情報を正確に伝えることが可能になり、「文化」を背景にした意匠や商品名を変えることなく、他の言語を使う人にその意味を伝えられる。また、使い方や料理法、食べ合わせなど知ってもらいたい情報も付け加えることができる。
さらに、閲覧される言語圏の食文化に合わせたコンテンツの制作やSNSと組み合わせたグローバルな口コミ情報の拡散やインサイトの抽出も可能。製造者側も一定規模以上の利用の場合、閲覧されている言語や場所、日時などからマーケティングデータを取得可能という。

同社では、「日本の『食』が、海外でも、訪日する外国人にも、ますます関心が高まる中、食材や加工品、料理に息づく『文化』をグローバルな理解に繋げたいと考える生産者団体や流通業界、飲食業界のニーズに応える」としており、この技術を活用した提案を進めていく。

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、また外国人観光客が増加しインバウンド市場が活性化する中、世界に日本食の意義を伝える取り組みが注目される。

問い合わせは㈱協同宣伝(☎03・5212・7691)もしくは(tamura@kyosen.co.jp)まで。

QRトランスレーター
QRトランスレーターのイメージ

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