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パナソニック 世界初、高出力青紫半導体レーザーを開発 熱を抑制し省電力 レーザー加工機などの小型化を可能に

【2015年10月2日】パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、両面放熱構造で素子の信頼性を高め、一般的にレーザー動作温度の上限とされる60℃でも従来の1.5倍となる4.5Wの高出力動作が可能な青紫半導体レーザーを開発した。
この開発により、レーザー加工機や半導体レーザー応用システム、車載・産業用照明の小型化、低消費電力化が可能になる。

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同技術は、青紫半導体レーザーの発熱を抑制し、温度上昇に伴うレーザーの光出力低下を防ぐ。これにより、高出力・高効率動作を可能にする。
これを複数個のレーザーを用いる半導体に応用することで、搭載数を従来の2/3に削減。光源部や放熱板を小型化でき、システム全体の省スペース化も可能。また消費電力も削減しできる。

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最大光出力は4.5Wで従来比1.5倍。電力変換効率は33%で同1.2倍となった。また、青紫半導体レーザー素子に加わる歪を抑制しており、信頼性も高めている。

同技術の詳細
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/09/jn150929-3/jn150929-3.html

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