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【ちょいとコラム】生地の著作権って知ってますか?HappyFabricが解説!

【2015年12月27日】「生地の著作権ってますか?」
自分でデザインした生地を1mからプリント・販売できるファブリックマーケットサイト「HappyFabric(ハッピーファブリック)」。9月にオープンし現在、登録デザイン数が増え続けているが、そのクリエイター向けに「生地を購入する時に注意すること 布にも存在する著作権について」といった呼びかけをしている。

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同サイトではデジタルプリントを活用して1mという量での生産が可能なため、これまでデザインを製品化できなかったデザイナーはもちろん、ハンドメイドで小物などを作成したい作家にも重宝されている。軽薄短小などと言われて久しいが、少ないことは個人で活躍するデザイナーやユーザーにとってはいいことだ!

こういった生産方法が確立される一方で、意外と知られていないのが、ネット通販などで販売されている生地には、著作権があり加工しての二次販売を禁止しているケースもあるということ。
よく知られているのは、本や楽曲などの著作権。ミスチルの曲の歌詞にムード歌謡のメロディをくっつけて売ったりするとバスストップならぬ人生ストップになってしまうという事件も最近あった。
もちろん、このサイトの記事にも著作権がある(一応)。利用の際は一声かけてね。

そして、生地のデザインパターンにも著作権が認められている。
だから、一部で加工しての再販売を禁止しているサイトや商品もある。今回、「HappyFabric」ではそれを丁寧に説明しているのだ。

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念のため言っておくが、「HappyFabric」で販売している生地に関しては商業利用OKだ。なんて太っ腹!テキスタイル業界のローリングストーンズ!ミスチルならずとも「抱きしめたい」と歌ってしまいそうだ。

minne(ミンネ)などハンドメイド製品を簡単に販売できるサイトが増えた今、著作権の問題は非常に重要になってきている。個人が趣味で販売していたのに「著作権を侵害している」などと言われてしまえばお先真っ暗になりかねない。

ぜひ「HappyFabric」のサイトで、説明をじっくり読んで「Tomorrow never knows」な世の中を乗り切ってほしい。

HappyFabric Blog 生地を購入するときの注意点
HappyFabric

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※写真や画像はHappyFabricの許可を得て転載しています

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