【2015年8月8日】「暑くて食欲がないなら、アイスを食べればいいじゃない!」と最近思い始めているが、皆さんの体調はいかがだろうか。
ところで「パンがないなら、フィナンシェを食べればいいじゃない!」というマリー・アントワネットの名ゼリフをパッケージ化した「女王製菓」をご存じだろうか。この菓子のフランス限定パッケージが8月7日から、「フィナンシェ」として発売された。
同商品はフランスの老舗百貨店「ル・ボン・マルシェ・リヴ・ゴーシュ」が2014年9月に開催した日本展「Le Japon Rive Gauche(ル・ジャポン・リヴ・ゴーシュ展)」で発売したお菓子の日本版だ。フランスではマンガ風のパッケージが「セレブたちに大人気を博した」という。
女王製菓は06年に発表された全57話からなる菓子にまつわる物語を、漫画風イラストと小説パートで構成し、物語中に登場する菓子とセットにして販売した。今までないスタイルが受け入れられ、ヒット商品となっている。
販売するナショナルデパートでは「現在までに13話まで発表されているが、著者である秀島康右の多忙により断筆を余儀なくされた悲運の菓子」としているが、同社は「ももたん『生グソ味』」というとんでもないスイーツを出している企業なので、どこまで本気かわからない。
物語中に必ず登場する「パンが無ければ◯◯を食べればいいじゃない!」が決め台詞だそうで、これは王妃マリー・アントワネットの「Qu’ils mangent de la brioche.」(ではブリオシュ〔パン菓子〕を食べるがよい)という逸話を元にしている。
こんな勢いでマリー・アントワネットのお膝元、今年 5月にはベルサイユ宮殿公認ブランド「ROSA COMTESSE」とのコラボレーションを果たした。
新装版は8月末まで、直営店の「NEW WORLD BAKERY(ニューワールドベーカリー)」(岡山市北区駅元町1-1)またはナショナルデパートネットストア(http://store.depa.jp)で販売する。
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.