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キンコーズ・ジャパン 石川の再生紙を「おきあがみ」と命名 売り上げの一部を義援金に

【2024年2月2日】キンコーズ・ジャパンは、中島商店、中川製紙と2023年11月に開始した「石川県 紙の地産地消プロジェクト(紙の地産地消プロジェクト)」で生まれたオリジナル用紙の商品名が「おきあがみ」に決定した。
また、「おきあがみ」の売上金の一部を能登半島地震の被災地支援の義援金として寄付する。

この髪は「石川県 紙の地産地消プロジェクト」で生まれたもので、石川県内で回収された紙資源を再生紙にして、石川県内で利用するというプロジェクト。
中川製紙が再生紙の「オリジナル用紙」を生産し、中島商店が流通を担い、キンコーズ・金沢尾山神社前店(石川県金沢市)でオンデマンド印刷サービスに「オリジナル用紙」を利用し販売する。

「おきあがみ」は、再生紙特有の自然な風合いで、ところどころに黒いポツポツとした小さな紙の繊維が見える。表面はさらっとしていて、指先にスムーズな感触。裏面は柔らかい凹凸感、少しザラつきがあり自然な質感を感じさせる手触り。

この紙の地産地消プロジェクト」から生まれたオリジナル用紙の商品名を一般公募し、応募があった364点から歌人である麻倉遥(あさくらはるか)さんの「おきあがみ」に決定した。
麻倉遥さんには賞品として「おきあがみ」を使用したキンコーズでの印刷・加工10万円分利用券が贈呈される。

この名称は、石川県の希少伝統工芸「加賀八幡起上り」を由来とします。和紙で作られた縁起物であり、また「起き上がる」は「再生」に通じることから相応しいモチーフとして選ばれた。
ひらがなとした理由は、親しみやすさに加え、「紙」と「神」を掛け、ものを大切にする日本人のゆかしい心を表現している。

また、「おきあがみ」の売上金の一部は、日本赤十字社を通じ能登半島地震の被災地支援の義援金として寄付される。

さらに、この活動を広げるために、石川県内で「おきあがみ」を販売したい事業者を募集。地元の企業や小売業者が参加し、地域で広く活用することで、地産地消の促進と地域経済の活性化に寄与することを目指す。

 

商品情報

商品名:おきあがみ
取扱いサイズ:A4サイズ、A3サイズ
紙の厚さ:100g/㎡
紙の色:白
プリンタ適正:インクジェット、レーザープリンタに適正
紙の種類:再生紙

中島商店
https://www.nakasima.co.jp/index.php

中川製紙
https://nakagawa-paper.co.jp/ 

キンコーズ・ジャパン
https://www.kinkos.co.jp/corporate/

 

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