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大日本印刷 図書館向けRFID技術を活用した蔵書点検サービスを開始 富士物流と共同開発 売上目標は10億円

【2023年10月18日】大日本印刷(DNP)は10月24日、全国の図書館に向けて、RFID(ICタグ)を活用した蔵書点検サービスの提供を開始し、富士物流と共同で独自のロボットやシステムを開発する。
これにより、蔵書点検の作業時間を大幅に削減する。

開発の背景には、蔵書点検作業の負担の大きさや休館しなければならないという課題があった。
点検は、本に付与したバーコードやRFIDを手作業で読み取ることが多く、数か月前から計画を立て、1週間程度休館し作業を行なう。休館による利用制限の発生とともに、作業者の作業負荷や臨時雇用が必要になるなど、効率性の向上が課題となっていた。

RFIDを活用した蔵書点検サービスでは、これらの課題を解決。事前調査や作業設計と準備作業を行い、作業の代行を高出力ハンドリーダーを持った専門作業員やロボットなどが点検を実施する。
初期費用は作業設計費30~50万円、作業費3.5円/冊。

HF帯RFID対応のパッケージサービス では、高出力ハンディリーダーを使用した読み取りシステムを提供。派遣した作業員が読み取り作業を行う。
作業員1人の1時間当たりの読み取り数は、 1,000~1,200冊から5000冊~10,000冊。

UHF帯RFIDタグ対応のパッケージサービスでは、高出力リーダー搭載の蔵書点検ロボットとハンディリーダーのシステムを提供。派遣した作業員が読み取り作業を行う。
作業員1人の1時間当たりの読み取り数は、2,000~10,000冊から60,000~70,000冊に拡大する(ロボット1台とロボットの操作員1人、作業員1人によるハンディリーダーでの作業の場合)。

今後、DNPは、RFIDを活用した蔵書管理関連サービスで2027年度までに累計10億円の売上を目指す。

なお、同サービスを含む図書館向け蔵書点検サービスについて、2023年10月24日(火)~25日(水)にパシフィコ横浜で開催する「図書館総合展2023」(https://www.libraryfair.jp/)に出展する。

 

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