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ビール醸造の廃棄物を活用した新素材「クラフトビールカード」を正式発売 配送・ギフトボックスとして採用も kitafuku

【2022年3月1日】kitafuku(キタフク)は2月28日、クラフトビール醸造の廃棄物であるモルト粕を活用した新素材「クラフトビールカード」を正式発売した。

同社では昨年6月、モルト粕を再利用した「クラフトビールペーパー」を発売。その後、ペーパーを活用しているブルワリーや企業から、厚みのある紙や配送に使えるダンボールの要望があった。
そこで従来のクラフトビールペーパーよりも厚みや強度を増したカード紙を開発。今回「クラフトビールカード」として発売し、ギフトボックスや配送用のダンボールとして活用可能となった。

ギフトボックスは先行して、横浜みなとみらいにある「NUMBER NINE BREWERY(ナンバーナインブリュワリー)」のクラウドファンディングでリターン発送に活用されている。
ギフトボックスは、手持ち部分がついた缶ビール6本が入る仕切り付。持ち手の折り方を変えることで配送用ボックスにもなる2way仕様となっている。

 

このほか、店頭で缶や瓶のラベルが見えた状態で展示販売できる手提げボックスや、缶24本が入る配達用ダンボールなど、要望に合わせて順次製造開発を進めているという。

また、クラフトビールボックスに使われる、「クラフトビールカード」はFSC認証を取得しており、モルト粕を混ぜ込むクラフト紙も古紙・再生紙を活用し、環境に配慮した素材を使用している。

今後、クラフトビールボックスに使われる、クラフトビールカード追加生産時期も決定しており、これまでより多くのモルト粕(500〜700kg程度)を再利用予定。モルト粕を工場へ運ぶ過程での品質担保、運搬の環境コストを考え、脱水・乾燥の実現を目指している。

製品の詳細は専用サイトから
https://cbp.kitafuku-project.com

kitafuku
https://kitafuku-project.com/

 

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