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凸版印刷 DMの書類を電子化する「デジフラ」 封入物減らしWEBサイト上で閲覧可能に

【2020年10月10日】凸版印刷はこのほど、ダイレクトメールの封入物を電子化し、WEBサイト上で閲覧ができるサービス「デジフラ」の提供を開始した。

同サービスは、本来DMに封入されていた各種書類をデジタル化し、WEBサイト上での閲覧を可能にするシステム。クレジットカードであれば、約款や総合ガイド、優待サービスガイドなどがすべてデジタル化される。

「デジフラ」では、凸版印刷のデジタルブック配信サービス「iCata(アイカタ)」を活用し、数百パターンの封入物を一元管理。同時に、封入パターンのデータからURLを生成、DMの宛名台紙などにQRコードを印刷する。

ユーザーはQRコードをスマホなどで読み取り、告知情報にアクセス。DM内の封入物が減ることで、重要な情報や重要度の高い書類のみを確認できる。
また、従来は郵便料金等の制約で同封出来なかった書類もデジタル化によって配信可能なため、ユーザーに提供できる情報を増やせる。

同サービスが活用されれば、重要度の高い書類のみを封入し、その他の書類はデジタル化するなどで、簡素化と優先順位を明確にできる。
また、ユーザビリティ向上し、封入物を減らすことで、郵送費削減、DMツール制作のコスト削減・業務効率化につなげ、デジタル化を促進する。
料金は初期費1,500万円~。

凸版印刷では、同サービスで2023年度までに10億円の売上を目指す。

 

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