【2017年7月25日】NECはこのほど、市販のペンで描いた「点(ドット)」を識別し、コード化できるマイドット(識別ドット)技術を開発した。
同技術は、インクが付着した時に発生する肉眼では確認できないほどの微細な模様(パターン)を画像認識し、ドット1つ1つを識別する技術。
インクのランダムな粒子により同一パターンが発生しづらく、わずか直径約1mmのドットでも複製困難な識別タグになる。
これにより手書き、プリンタによる印字にかかわらず、さまざまなモノに手軽にコードを付与可能になった。
用途では、バーコードが貼り付けられない小型の電子部品の識別や、モノの貸し借り、持ち出し時の物品管理、入退場に用いるカギやチケット、実際のモノと電子的な決済・伝票データを紐付けるための識別タグなどとして期待される。
多くのペンに対応するため、従来シリアルナンバーやバーコードなど印刷で対応していた分野の置き換えに利用でき、大幅なコスト削減の可能性もある。
また、個人が独自のコードを簡単に作り出せるため、普及すればコード利用の利用のすそ野が大幅に広がるとみられ、新たな自動認識技術として期待が高まる。
NECは「画像認識技術によるIoTの活用領域を大きく広げ、今後もICTを活用した社会インフラの実現に貢献していく」としている。
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