【2017年2月15日】ショーウインドーや窓ガラスを、すべてデジタルサイネージに変身させるというすごい商品がパナソニックから発表された。
パナソニックが3月22日(水)に発売する「透明スクリーン」は、透明とスクリーンをスイッチ一つで切り替えることができ、普通のガラスをデジタルサイネージ化できる。
これにより、デジタルサイネージの需要がありながらこれまでは設置が不可能だった場所でも、映像による訴求が可能になる。
同製品は、2枚のガラスの間に高コントラスト調光フィルムを封入しており、電圧をかけることで透明モード、電圧オフでスクリーンモードに変化する特殊なガラスと制御ボックスがセットとなっている。
映像はプロジェクターから、スクリーンモード時に投影(リア投射方式)することで放映でき、さまざまな動画で商品やサービスを訴求できる。
一方、透明モードでは、ショーウインドーとして、商品や展示物など実物を見せて訴求が可能。スクリーンは、複数枚接合による大画面化にも容易に対応する。
パナソニックでは、商業施設や小売店、ホテル、空港、博物館、美術館など、流通業界や公共機関、公共施設などを中心に、新たなビジュアルソリューションとして同製品を提供していく。
今後、2020年の東京五輪に向けて、デジタルサイネージの需要は高まっており、このクールなデジタルサイネージが街のあちこちで見られそうだ。
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