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美術品に触れられる!動かせる!展示を実現 大日本印刷とフランス国立図書館


【2021年4月15日】大日本印刷(DNP)とフランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France:BnF)は4月15日〜7月11日(日)まで、BnF × DNP ミュージアムラボ 第2回展 「これからの文化体験」を開催する。

同プロジェクトでは、文化芸術作品をデジタル化し、VR上で、見ることはもちろん、動かす、触れるなどもが可能な展示を行う。
新型コロナウイルスの影響で、作品や人の移動が物理的に制限された中でも、デジタルデータを活用し、生活者に鑑賞体験の機会を提供する。

作品のデジタル化は、独自の撮影方法、撮影補助システムを組み合わせ、BnFが所蔵する反射素材の作品の高品質かつ効率的なデジタル化を実現した。作品は、BnFの電子図書館「ガリカ(Gallica)」で公開している。

空間のデジタル化では、BnFの歴史的空間である「マザラン・ギャラリー」の天井画(幅8m×奥行45m)を超高精細に撮影し、細部の鑑賞に堪えうる高品質なデジタル化を実現した。

展示では4つの技術を採用している。
「みどころグラス」は、メガネ型のウエアラブルデバイス「スマートグラス」の画面にデジタル化された作品が表示され、仮想的に作品を鑑賞できる。また、利用者の動作に応じて作品に疑似的に触れられる。

「みどころウォーク」では、ヘッドマウントディスプレイを装着した利用者が、手すりをたどりながら実際に移動することでVR空間内を動き回れる。

「みどころビューア」では、55インチと70インチの大型のディスプレイ上で3D作品の回転や、拡大・縮小、見どころ情報の表示などの操作ができるシステム。8Kにより細かい模様や質感まで観察できる。

「みどころキューブ」では、作品鑑賞に立方体(キューブ)状のインタフェースを用いて、平面(2D)では表現しきれない「視点」を3D空間上で可視化する。

 

企画の背景

今回の展示の背景には、BnFの歴史的原点であるリシュリュー館を1721年の全館改修がある。
リニューアル後は、これまで研究者など一部の人に入場が制限されていた同館に新たなミュージアムを設置。BnFのコレクションや資料などをデジタル技術も活用し、広く公開する。

DNPは、BnFのこの取り組みに賛同し、アジアで唯一このプロジェクトに参画している技術メセナパートナー企業と。BnFのコレクションや空間のデジタル化及び展示システム開発を担当している。
同プロジェクトの成果を広く公開する機会の一つとして、リニューアルオープンを控えたリシュリュー館に先駆けて、DNP五反田ビル(東京都品川区)にて展覧会を開催する。

今後DNPは、今回開発した文化体験モデルをパートナー企業と共に、美術館、博物館、図書館、公文書館などの文化施設や、企業の博物館やショールーム、並びに学校教育にも広く展開していく予定。

 

開催概要

展覧会名:BnF × DNP ミュージアムラボ 第2回展「これからの文化体験」
会期:2021年4月15日(木)~ 7月11日(日)
開館時間:月~金 10:00~12:00 / 13:00-17:30
会場:DNP五反田ビル1階 (東京都品川区西五反田3-5-20)
主催:DNP大日本印刷/共催 : BnFフランス国立図書館/後援 : 在日フランス大使館

申込み・問合せは以下から
法人:
https://www.dnp.co.jp/biz/theme/cultural_property/bnf/10159378_3530.html

一般:
https://www.museumlab.jp/bnfRichelieu

 


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