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TOPPAN AI活用のユニバーサルデザイン診断・最適化サービス「Re:meaning」の提供を開始 パッケージ裏面の情報配置・デザインを評価

【2024年10月16日】TOPPANは10月、ユニバーサルデザイン診断・最適化サービス「Re:meaning(リ:ミーニング)」の提供を開始する。

「Re:meaning」は、AI評価と行動分析などのノウハウを活用し、パッケージ裏面デザインの最適な情報配置とデザインレイアウトを支援するシステム。
デザインを支援するのは、同グループが開発した「ニューロデザインAI評価」と「人の知」。
「ニューロデザインAI評価」は、人の脳活動や視線の動きなどの生体情報を1万件近く学習し、予測された、5つの評価指標スコアによるデザインへの生体反応予測を指標にする。「人の知」は、TOPPANが長年のパッケージクリエイティブ・UDコンサルティング実績で蓄積したもので、パッケージ裏面デザインに特化した情報伝達評価分析が可能。
これまでの一般的な調査・AI予測による、デザイン評価では捉えきれなかったパッケージデザインで、あるべき情報伝達課題の抽出と具体的な改善策の提案までをサポートできる。
料金は分析レポート1商品25万円(税別)~。

背景には近年、パッケージに記載される情報やグラフィック・レイアウトは、さまざまなタイミングで、情報提供の手段としての機能が求められている。しかし、この視点でのクリエイティブ評価は従来のデザインAI予測サービスでは評価が難しく、追加でモニター調査を行う必要があった。
今回のサービスはこれらの課題を解決するもの。

同社では今後、国内の医薬品メーカーや食品メーカーなどに拡販し、2026年度に関連受注を含めて20億円の売り上げを目指す。

なお、同サービスは10月23日㈬から25日㈮に開催される「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)のTOPPANブース(東ホール・小間番号2U09)で紹介される。

「TOKYO PACK 2024」
https://www.tokyo-pack.jp/

ニューロデザインAI評価
https://solution.toppan.co.jp/toppan-edge/service/neurodesign_ai.html

 

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