【2024年12月13日】富士フイルムビジネスイノベーションは1月20日から、プロダクションプリンタのミドルレンジモデル「Revoria Press EC2100S(EC2100S)」「Revoria Press SC285S(SC285S)」を発売する。
両機はCMYKの4色トナーに加え特殊トナーを搭載し、1パスで5色印刷を可能にした新製品。
CMYKトナー4色に加え、特殊トナー11色を搭載可能。特殊色を簡単に使いこなすサポート機能も充実している。
クリア・ピンク・カスタムレッド・ゴールド・シルバー・ホワイトの多様な特殊トナーを用意。光輝性の高いゴールド・シルバーとCMYKの混色で、多彩なメタリックカラーなども表現できる。
またCMYK4色印刷モデルの「Revoria Press EC2100(EC2100)」「Revoria Press SC285(SC285)」も同時に発売する。
いずれもコンパクトなマシンサイズで、高速かつ2400dpiの高解像度出力が可能。
「EC2100S」「EC2100」は、主に印刷業などプロ市場での利用が想定される毎分100ページ、「SC285S」「SC285」は、企業内での設置やオフィスユースとして活用できる毎分85ページの印刷速度を実現している。
いずれも新開発の縦型現像技術により、コンパクトなマシンサイズでありながら「Revoria Press」シリーズのフラッグシップモデル「PC1120」の特長である高画質な印刷を可能にする技術も採用している。
印刷速度を落とすことなく、52g/㎡の薄紙から400g/㎡の厚紙までの用紙への印刷が可能。加えて、用紙サイズ90×146mmから最大330×1,300mmまでの長尺用紙にも印刷できるため、さまざまな印刷ジョブに対して高い生産性を発揮する。
中間転写ベルトを搭載することで、エンボス紙、レザック紙などの凹凸用紙に高品質な印刷ができる。
密着しやすいコート紙なども確実に給紙できる「エアーサクション給紙トレイ」を搭載。またフィルムなど静電気を帯びやすい印刷用紙に対しても「スタティックエリミネーターD1」が、排出される用紙に溜まる静電気を除去することで用紙間の吸着を防ぐため、すぐに次の作業工程へ進められる。
さらに、印刷中の色変動や表裏ズレを検知する「スマートモニタリングゲートD1」の接続により、リアルタイムに自動で用紙補正を行い、生産性を損なうことなく高い印刷品質を維持できる。
カタログやマニュアル、販促物などの多品種・小ロット・短納期での作業が求められる場合でも、クオリティーが高い印刷物を迅速に仕上げることが可能。
なお「EC2100S」と「SC285S」は、2024年5月にドイツで開催された国際見本市「drupa 2024」で展示されたもの。
新製品は、日本での発売の後、欧州や北米、アジアパシフィック地域などで順次発売となる。
Revoria Press EC2100S 26,800,000円(特殊トナー対応のプリンタ本体、プリントサーバー)
Revoria Press EC2100 26,300,000円 (CMYK4色のプリンタ本体、プリントサーバー)
Revoria Press SC285S 17,150,000円 (特殊トナー対応のプリンタ本体、プリントサーバー)
Revoria Press SC285 16,650,000円 (CMYK4色のプリンタ本体、プリントサーバー)
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