プリント&プロモーション―デジタルプリントの専門サイト――

「2023年事務機械総出荷額」前年比98.6%と減少 24年予測は回復基調へ ビジネス機械・情報システム産業協会発表

【2023年12月18日】ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)はこのほど、事務機械の「全世界出荷に関する2023年の見込み及び2024年の予測」を発表した。
JBMIAは、複写機や複合機、ページプリンタを中心とした機器のメーカー・サプライヤーを会員とする組織。

事務機器には、オフィスのコピー機や複合機のほか、シュレッダーや大判プリンタ、電卓、シュレッダー、デジタル印刷機などが含まれている。

このレポートによると、2023年の事務機械の国内出荷金額は3,711 億円(前年比:101.2%)、海外が20,264 億円(同98.1%)で、総出荷額は23,975 億円(同98.6%)と見込む。

また、2024年の出荷額予測では、国 内3,623 億円(同97.6%)、海 外20,504 億円(同101.2%)、総出荷額24,127 億円(同100.6%)と見ている。

「2023年の出荷額(見込み)」について、世界経済の回復にもかかわらず、全世界出荷金額が要因としている。
さらにこの原因は、2022 年後半にバックオーダーに対処するために行った増産が、在庫過多を招き、2023 年前半まで在庫調整が継続したことが響いていることとしている。

品目別では、「大判インクジェットプリンター」「ECR/POS (金銭登録機)」が大幅に増加見込みである一方、「複写機・複合機」「ページプリンター(SFP)」「データプロジェクター」「シュレッダー」は全世界出荷金額が減少に転じる見込み。

レポート詳細は以下から
https://www.jbmia.or.jp/whatsnew/detail.php?id=1708

 
 

Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.