【2023年7月21日】キヤノンの商業印刷向けカラープロダクションプリンタ「imagePRESS V1350」が、日刊工業新聞社が主催する「第53回 機械工業デザイン賞 IDEA」で、「日本デザイン振興会賞」を受賞した。
「機械工業デザイン賞 IDEA」は、製品の機能や外観だけではなく、市場性や社会性、安全性など、さまざまな面から総合的な審査が行われるデザイン賞。審査委員会は関係省庁や大学、各工業団体の専門家などで構成され、今年で53回目を迎える。
「imagePRESS V1350」は2022年12月発売、製品カタログやリーフレットなどの印刷物を大量印刷できる商業印刷向けのプロダクションプリンタ。
最大印刷速度は毎分135枚(A4ヨコ)で、長時間の連続印刷が可能な耐久性と印刷品位の安定性を備えている。
さらに、リモート印刷管理アプリを活用して、複数台のプリンタの稼働状況をリアルタイムに把握することで稼働率を最大限に引き上げ、設備全体の印刷計画の最適化に貢献する。
本体デザインは、水平・垂直で構成されたシンプルな造形に、本体前面の黒ラインにカバーを開閉する取っ手を配置するなど、直感的な使いやすさを実現している。本体上面には、印刷物の確認や仕分け作業ができるフラットスペースを設けているほか、ステンレス製のエッジガードにマグネットで資料の貼り付けができるなど、印刷現場の作業効率向上を向上する工夫がなされている。
キヤノンが「機械工業デザイン賞 IDEA」を受賞するのは、今回で17回目となる。
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