【2022年7月21日】日本HPは今年7月、紙袋の製造、販売を行うクリエイトへ、B2対応デジタル印刷機「HP Indigo 10000 CPOデジタル印刷機」を納入した。
クリエイトは、企業やブランド・催事などで使用されるオリジナルの紙袋、手提げ袋の製造、販売をウェブサイト「紙袋販売net」(https://www.paper-bag.jp/)で行っている企業。
また、同人イベントで使われる紙袋の需要の高まりを受け、同人サークル向けの紙袋専用サイト「同人用紙袋印刷.jp」(https://www.doujin-paperbag.jp/)も運営している。
これまでクリエイトでは、社内に印刷設備は置かず、ウェブサイトを通じて受けたオーダーは、海外を中心とした印刷事業者に発注していた。以前と比べ小ロット・短納期の需要が非常に高まっていることから、対応の強化を行うため、自社での印刷を開始した。
小ロット、短納期への対応に加え、同人誌業界に人気の高いビビッドピンクやビビッドグリーンを活用したRGBの鮮やかな色の再現が「HP Indigo 10000 CPOデジタル印刷機」により可能となった。
「HP Indigo 10000 CPOデジタル印刷機」は、HPの厳しい再生プロセスを経て再販される認定中古印刷機で、高品位なデジタル印刷を手頃な価格で導入できるという。
HPはこの中古機販売プログラムにより環境への負荷を低減し、循環型社会に貢献する。
クリエイトは社内でのデジタル印刷生産開始により、付加価値の高い製品を提供し顧客満足度のさらなる向上を目指すとしている。
クリエイト 代表取締役 谷元進氏
弊社は長年1枚から作れる紙袋の実現を構想してきました。しかし現在の体制では難しく、顧客のニーズに応えることが出来ませんでした。
今回導入するIndigoでは1枚からの製作の実現と、B2が印刷できる特性を生かし小ロットではハードルの高かったA3対応の大判紙袋をメインにスタートしていきます。
また立ち上げ支援の「ビジネス開発サポート」の活用により、製造技術の向上だけでなくIndigoの特性の理解、弊社の強みを生かした経営面、営業面の取り組みを強化していきます。
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