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【新機種発表】エプソン デジタルラベル印刷印刷機「SurePress」シリーズに 水性インク2機種とUV インク1機種投入

【2022年1月27日】エプソンはこのほど、デジタルラベル印刷印刷機「SurePress(シュアプレス)」シリーズの新製品で水性インク搭載モデルの「L-4733A」「L4733AW」と、UV インク搭載モデル「L-6534VW」の3機種の発売を発表した。

発売時期は、水性インク搭載モデルが 2022 年 6 月、UV インク搭載モデルが 2022 年 2 月を予定している。

水性インク搭載モデルでは「フィルム印刷速度向上」「清掃自動化」「自動測色機能(オプション)」が大きな特長とする。
また、UV インク搭載モデルでは「印刷速度の大幅向上」「独自のバーニッシュインクでの加飾性提供」が特長、すでに海外で先行発売し、実績のあるモデルを国内で本格展開する。

 

L-4733A/L-4733AW

「L-4733A/L-4733AW」は、インクおよびインクの乾燥ユニットの性能を向上。最速 5m/分と、従来機では0.9~2.8m/分(フィルム)だった印刷速度を大幅に向上。
さらに、インクの改良により 2022 年中に予定されている欧州の化学物質規制 REACHの 規制強化にも対応し、食品系や医療系ラベルとしても引き続き使用できる。


SurePress L-4733A/L-4733AW

メンテナンス面では、ヘッド自動清掃ユニットや、取り外し可能なフラッシングユニット搭載により、日々の作業やダウンタイムを軽減。インライン測色器(オプション)を搭載し、特色などの色合わせ工程の自動化も可能になるという。
色見本と同じ色を再現することはもちろん、異なる印刷メディア間での色合わせ、複数機体間の色合わせなども自動化できることで、簡単・短時間での色合わせが可能となる。

さらに、導入前は専用 Web サイトを開設し、動画や事例、ウェブセミナーなどで検討をサポート。導入後は稼働状況を専用サイトで分析し、専用コールセンターで稼働を支援する。

 

L-6534VW

「L-6534VW」は、同社の「PrecisionCore」のラインインクヘッド搭載で、最大出力解像度600×1200dpi と、50m/分の高速モードを搭載。標準モードでも30m/分と高い生産性を実現する。
ドラムプラテンを採用し、基材を密着させながら搬送することで、蛇行や曲がりを抑制。着弾精度を向上し、細線や細かい文字も印刷できる。


SurePress L-6534VW

高遮蔽性の白インク搭載で透明基材やメタリック基材へのカラー印刷が可能。独自のデジタルバーニッシュインクを活用すれば、グロス調やマット調のスポットニスも追加できる。
また、デジタルバーニッシュインクの代わりにオレンジインクの選択すもでき、より広い色域の表現も可能という。

エプソンは、2010 年にデジタルラベル印刷機に参入。2021 年 6 月には国内導入 100 台を達成している。

なお、今回の新商品の印刷サンプルは、2022 年 2 月 2 日から 4 日まで「page2022」に展示する予定(実機展示はなし)。

デジタルラベル印刷機 SurePress シリーズの詳細情報
www.epson.jp/products/surepress/

page2020について
www.epson.jp/ec/event_t/page2022/

 

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