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大日本印刷 「DNPモノマテリアル包材 PPボイル・レトルト仕様」を開発 加熱後のバリア性をより向上

【2021年2月17日】大日本印刷(DNP)はこのほど、「DNPモノマテリアル包材 PPボイル・レトルト仕様」を開発した。

「DNPモノマテリアル包材 PPボイル・レトルト仕様」は、食品などの内容物充填後にボイル殺菌・レトルト殺菌となどの加熱殺菌処理をしても酸素や水蒸気などに対するバリア性を保持するモノマテリアルのパッケージ。

DNPがこれまで培ってきた独自のコンバーティング技術により、酸素や水蒸気などに対するバリア性を保持し、内容物の長期保存に適している。
ポリプロピレン(PP)の単一素材で構成されているため、リサイクル適性が向上し、パッケージの製造、廃棄工程でのCO2排出量や廃棄物量の削減を実現する。

充填後のボイル殺菌(100℃以内の湯煎)、レトルト殺菌(100℃度を超える加圧加熱殺菌)に対応。従来のモノマテリアル包材で課題だった加熱殺菌処理後のバリア性を解消している。

「袋タイプ」と「プラスチック容器用の蓋タイプ」のラインアップがあり、調理済みのスープ、惣菜、味付けライスなどのレトルト食品ペットフード、フルーツやゼリーなどの加熱殺菌処理が必要なプラスチック容器用の蓋など、幅広い用途で利用できる。

同社では、今後も高度なコンバーティング技術を活かして、バリア性や耐熱性、耐久性などを高めた製品ラインアップを拡充。プラスチック使用量やCO2排出量の削減に向けた製品・サービスの開発に努めていくとしている。

なお、同製品は、2月24日(水)~26日(金)、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021(2021東京国際包装展)」のDNPブースと、同時にDNPのWebサイトで開設する「TOKYO PACK 2021 DNPオンライン展示会」で紹介される。

TOKYO PACK 2021の公式サイト
https://www.tokyo-pack.jp/

DNPオンライン展示会
https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/event/10159019_1594.html

 

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