【2021年2月16日】凸版印刷はこのほど、デジタル印刷用パッケージ用接着剤「TOPMER(トップマー)」を開発した(南1ホール 小間番号S1-12)。
「TOPMER」は、汎用のラミネーション機械で加工でき、レトルト対応製品に使用可能な、強密着接着剤。
同製品は、これまでのレトルト用途に加え、ボイル殺菌や電子レンジ加熱にも対応可能。これにより、デジタル印刷パッケージの活用範囲が広がり、生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能となる。
デジタル印刷では、少量からオリジナル印刷展開が可能。パッケージに直印することでラベル貼りの手間を軽減し、人手不足の課題解決に貢献できる。さらに製版が不要のため、複数デザインのパッケージを展開できる。
接着は、130度×30分のレトルト殺菌に対応。耐熱性・耐水性が向上したことで、レトルト殺菌用途以外にもボイル殺菌や電子レンジ加熱にもデジタル印刷を使用できる。
少量対応が可能なことから、廃棄ロス削減にもつながるという。
用途は、商品の小ロット展開はもちろん、テストマーケティングや数量限定パッケージなど、幅広く活用可能。
同社では、食品やトイレタリー、化粧品業界などの国内市場に向け提供を開始し、2022年に約5億円の売上を目指す。
なお、同製品は2月24日(水)~26日(金)まで開催される「TOKYO PACK 2021-東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(南1ホール・小間番号S1-12)で展示される。
新開発した強密着接着剤「TOPMER™」によりレトルト・ボイル・電子レンジ対応が可能に
レトルト対応デジタルプリントの紹介サイト
https://www.toppan.co.jp/solution/service/digitalprint/pac/
「TOPPAN S-VALUETM Packaging」について
https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/sustainability/
TOKYO PACK 2021
https://v-messe.jp/custom/plaza/2021/tokyopack/
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