【2025年12月26日】毎年恒例の「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2025」。いよいよ3位~1位を発表する。

このランキングでは、プリント&プロモーションに2024年11月1日~2025年10月31日までに掲載された中で、最もアクセス数の多かった10の記事を紹介する(1年間の前半に掲載誌した記事が有利となりやすいため、11月、12月は翌年のランキング対象としている)。
また他社とのコラボレーションで行った特集・特別記事、人事異動などは除外した。
※4~10位は以下から
「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2025」10位~4位 今年はあの国の記事がランクイン!
コニカミノルタ デジタル印刷機「AccurioPress C14010シリーズ」を今春発売 カラー最上位の4機種をスキルレス化 「page2025」で展示(2025年2月18日)
3位はデジタル印刷機の新シリーズに関して。「スキルレス」を前面に押し出しているように、「インテリジェントクオリティーオプティマイザーIQ-601」で色や濃度と見当位置の調整を自動化。従来搭載の「IQ-501」は分光測色計で、外部測色計による手作業を必要しない。また、新規開発した「インテリジェントカラーコントロール」により、印刷時に13色のパラメータを監視し、ハーフトーン(色味)の安定性を向上した。紙面検査ユニットの「AI-101」により、RIP後のデータによる自動検品をできる。
人手不足の今、誰もが使えるということが重要だ。熟練のオペレーターを雇うことも育てることも、非常に難しい状況になっており、パート社員がオペレーションの中心でも仕事をこなせることが求められる。一方で最新機器を導入した会社はオペレーションの標準化によって経営者のスケジュール管理が楽になるという話も聞いた。
10年前の機器を使うより、新型機を導入することが何よりの省人化・無人化・自動化というのは常識になっている。
これを読んでいる方も、機能向上していない古い機器を使っているなら見直してみてはいかがだろうか?

「ジャパン・インクジェット・テクノロジーフェア 2025(JITF2025)」開催決定 11月10日~11日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(2025年7月1日)
2位は存在感を増す「JITF」の告知記事がランクインした。大野インクジェットコンサルティングが手掛けるイベントで、セミナーとテーブル展示でインクジェットの最新情報を発信している。
今年も11月10日・11日の2日間、東京・市ヶ谷のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催され、約1000人が来場した。
開催規模の拡大で、来年は会場を変更するという話もあり、今後が注目される。
【参考】「ジャパン・インクジェット・テクノロジーフェア2025(JITF2025)」 IJ技術と製品・サービスの祭典はじまる!

【速報レポート】「page2025」 デジタルプリンティング&加工機多数 自動化の提案も(2025年2月20日)
1位は印刷業界注目のイベント「page」がランクインした。
「page」は印刷資機材を展示し、専門セミナーも行われる総合イベントで、今年は144社が出展し、約24,000人が来場した。
初の試みとして「JANPS(新聞製作技術展)」と共同開催となり、一部の展示が新聞関連の資機材になった。しかし、2026年の予定にはこのJANPSが入っていないので、1年のみの実施だったようだ。
印刷業界も規模の縮小が進み、他の展示会との合同開催は必要な試みであるし、主催者の勇気ある判断に拍手を送りたい。他の団体やイベントとさらに交流を進めてほしい。
来年は2月18日(水)~20日(金)まで、池袋のサンシャインコンベンションセンターで開催される。

「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2025」いかがだったろうか?
傾向としては「自動化・省人化」「展示会」「海外情報(特に中国)」などが読者の注目を集めたようだ。
来年も多くの取材をして、最新の情報をお届けしたいと思う。
今年1年、取材にご協力いただいた皆様、多くの読者に支えられて終えることができました。
本当にありがとうございます。
「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2025」10位~4位 今年はあの国の記事がランクイン!
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