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凸版印刷 お酒などの香りを保持する「低吸着EP-PAK」を開発 12月から酒類業界向けに販売

【2018年10月2日】凸版印刷はこのほど、清酒や焼酎などのアルコール飲料に含まれる香気成分の容器への吸着を低減し、風味を常温で長期間保持できるバリア紙パック「低吸着EP-PAK」を開発。12月から酒類業界向けに販売を開始する。

「低吸着EP-PAK」 凸版印刷

「EP-PAK」は同社が開発した口栓付き液体用紙製容器で、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存を可能とした。
今回開発した新製品「低吸着EP-PAK」は、容器と内容物の接触層に低吸着性能がある内装フィルムを使用し、風味の保持性能を高めており、アルコール飲料に含まれる香気成分の残存率の向上を実現した。

これにより、清酒や焼酎などの独特の香りを楽しむ飲料で、風味をさらに長期間保持が可能になった。同社によると、香気成分の残存率は従来の「EP-PAK」と比較して約20%向上したという。

「低吸着EP-PAK」 凸版印刷

同社は今後、同製品を清酒や焼酎などの酒類業界を中心に拡販し、2020年度に約3億円の売上を目指す。

なお、同製品は、今日10月2日~5日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「TOKYO PACK 2018 - 2018東京国際包装展 -」の凸版印刷ブース(東2ホール・小間番号2-42)で展示されている。

 

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