【2024年10月10日】「第70回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2024」が10月9日、東京池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンターで開幕した。主催はビジネスガイド社。開催は11日(金)まで。
レポート②でも、デジタルプリント関連の製品を中心に各ブースを速報で紹介する。
イトダネームは5年ぶりの出展。もともとは刺繍を主な事業としていたが、Tシャツなどのテキスタイルプリントに進出し、のぼりなどの作成も行っている。
昇華転写はもちろんスクリーン印刷、主業であった刺繍を使ったプリントを組み合わせてのグッズ製作も可能という。
アトリエ童夢も刺繍を使用した「節句用名前旗」を展示。もともとはひな人形や五月人形に使用していたものをお土産として転用し、外国人観光客などから好まれているという。
今回は新製品「鋼旗(こうき)」を初出品。
担当者は「親会社が缶へのプリントを行なっているため、金属印刷は得意。金属の風合いを生かしながら和風に仕上げるという他にはない商品」とPRする。価格は1万2000~。
Tumbland(タンブランド)は、オリジナルタンブラーの専門業者。無地タンブラーは常時100種類程度用意しており、UVプリントで1個からも作成可能だが、最低100程度からが経済ロットという。主に高価格商品購入時の景品などとして配布されることが多い。
クレールはUVプリントできるメダルを紹介している。同社はもともと純金のメダルや小判などを作成している企業。紹介している商品は真鍮に金メッキをしたもので、プリント後に特殊なUVコーティングを行うことで、デザインがはがれないようにしている。価格は1個2300円~。
サンエーカガク印刷はシール・ラベル印刷の会社。今回はグループ企業の技術を生かし、デザイン力やデジタル機器を活用したサービスなども展示している。
「タッチカード」はQRコードが表示されたカードをその場でプリントできるサービス。写真シール機のように撮影を行うとカードが排出され、QRコードをスマホなどで読むことでスマホにタッチするだけで情報が見られるようになる。
グループ会社のクラウドゲートはデザイン力があり、今回はサンエーカガク印刷の社員をアニメキャラクターのようにデザインし、サンプル品を作成しブース全体も装飾した。
シールの技術を使ったダイカットステッカーやホログラムステッカー、厚盛ステッカーなどを多数展示。
このほか、アクリルグッズも出品している。
上西産業はのぼりなど、屋外広告に使うのぼり旗や展示会ブースで使用するパーテーションなどを、昇華転写プリントで作成するサービスを紹介している。
パーテーション
シンエイは、スタンド看板を展示。新型の「PG-A型サイン」は、見た目は従来品の高級感を残しながら、部品などを更新し、価格を抑ええたエントリーモデル。
「たおれん君」は、脚部に水を入れるタンクがあり、風などでの転倒を防ぐ。キャスターがついており、水を入れたママでも移動が可能。
下野装飾は「装飾屋」のブランドで出展。Re-boardを使った展示会用ディスプレイを紹介していた。
レインボーオフィスサポートはホログラムシールやマグネットなどを展開。同社は印刷とパウチを使ったレストランメニューなどの作成で知られる会社。3、4年前からマグネットやホロシールの作成を行ないこちらが主業になりつつある。
「商品の製造は、オンデマンドとインクジェットを使用しており、版代がかからず1枚から作成可能」と担当者。
太平印刷紙業は、ホログラム色紙を出品。色紙はデジタル印刷でプリントしたものを貼り合わせており、1枚から作成可能。経済ロットは100~1000枚。イラストはもちろん、写真画質にも対応する。
栄光は、もともと同人誌の制作を主業としてきた。グッズの展開は数年前からで、担当者は「後発なので、アクリルグッズはもちろんだが、木製品へのプリントとカットを施した製品も開発。御朱印帳として有名寺社で採用されている」という。
このほか、木製のドールハウスなども、同様の技術で作成している。
また「アクスタなら1000個1週間で出せる」という短納期対応も特長。
第70回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2024
https://www.pishow.com/70pi/
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