【2023年3月10日】日本印刷産業連合会(日印産連)はこのほど、「第62回2023年ジャパンパッケージングコンペティション(JPC)」の「経済産業大臣賞」2点をはじめ入賞作品を発表した。
主催は日本印刷産業連合会。
JPCは実際に商品化され販売されたパッケージの優秀性を競うもので、今回、62回目を迎える長い歴史を誇る。
今回は157点(前回133点)の応募作品の中から「経済産業大臣賞」に、味の素の「『ピュアセレクトマヨネーズ』新鮮キープボトル」と、サントリーの「天然水ラベルレス」が選ばれた。
このほか、審査会では経済産業大臣賞両作品以下、「経済産業省製造産業局長賞」「同商務情報政策局長賞」、各後援団体賞、主催者賞、部門賞の計40作品の入賞を決定した。
「ピュアセレクト®マヨネーズ」新鮮キープボトル
「経済産業大臣賞<1部門>」の受賞作品
<1部門>の審査基準は、「保護、機能、構造、デザイン等、市場性に最も優れているもの」。
<講評>
しょうゆで定番となった「開封後も中身が酸化しにくいボトル」が、マヨネーズに初めて採用された。液体ではなく粘体での展開は技術的にかなりの困難が伴ったはずだ。底が柔軟で最後まで絞り出しやすいのも新しい。こだわり抜いた中身の新鮮なままのおいしさを「最後まで味わってもらいたい」という日夜にわたる企業姿勢を評価したい。デザインは控えめながら上部の赤いキャッチが売り場で目を引く。「あ、これいいな」と素直に手に取った。
天然水ラベルレス
「経済産業大臣賞<2部門>」の受賞作品
<2部門>の審査基準は、「安全性、リサイクル性、環境対応等が特に配慮され、最も優れているもの」。
<講評>
ラベルによるグラフィックメッセージをボトルから外した制約の中で、ブランドの世界観や審美性をボトルの形状自体でしっかりと表現した。上部は冷たい氷雪の形。そこから徐々に連なる下部の造形は、雪解け水が育まれ染み出すような水の流れを思わせる柔らかなラインで構成されている。そうした中にブランドアイコンをレリーフした。冷たさと純粋さが強い感覚として伝わり、手に取る人とのコミュニケーションは確かなものとなっている。
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