【2018年9月20日】大日本印刷(DNP)はこのほど、植物由来の原料を一部に使用することで環境への負荷を軽減できる「バイオマテックインキ」を開発した。
「バイオマテックインキ」は植物由来でありながら、石油由来のインキと同等の物性があり、軟包装のパウチなど、水濡れや温め、電子レンジなど厳しい使用環境の製品にも使用できる。
洗剤やシャンプーなどの詰替えパウチや、ボイルやレトルトでの採用が可能で、植物由来原料を使用した「DNP植物由来包材バイオマテック」シリーズの「バイオマテックPET」や、酸素や水蒸気のバリア性の高い「バイオマテックIB-PET」「バイオマテックVM-PET」などと組み合わせにも対応。地球環境への負担を減らす、商品包装の取り組みに貢献できるという。
今後DNPは「バイオマテック」採用企業やフィルムパッケージのリサイクル技術開発を共同推進しできる得意先を中心に提案。材料メーカーや流通企業、リサイクル業者と協業し、“包装材で実現する地球規模の循環型社会”を目指す。
なお、同製品は10月2日(火)~5日(金)に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK2018(2018東京国際包装展)」のDNPブースで展示される。
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