【2016年11月2日】ローランド ディー.ジー.は11月2日、メタルプリンターの新製品「METAZA(メタザ)MPX-95」と、デザイン装飾、2次元シンボル表示に最適化した2種類の専用キットを発表した。
メタルプリンターは、金属系の材料に文字や図柄、階調付の写真などを表現するマーキング(刻印)装置。材料の表面にスタイラス(打刻針)を高速で打ち付けることで打刻できる。
スタイラスは先端にダイヤモンドチップを埋め込んでおり、最大解像度は529 dpiと高く、文字や図柄を高精度にマーキングできる。
打刻速度は50 mm/sで、高速での作成が可能。
本体サイズは286(幅)×383(奥行)×308(高さ)mm、重量は12kg。
専用ソフトウェア「Roland METAZAStudio(ローランド・メタザスタジオ)」を標準付属し、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真データの加工や、2次元シンボルの生成、管理番号などユニークIDの作成と打刻にも対応する。
本体はオープン価格。
用途はグッズやアイテムへのデザイン装飾、宝飾品やアクセサリーなどへの名入れ、ノベルティへのロゴ入に加え、金属銘板や工具、パーツ、医療用鋼製器具などへの管理番号、固有識別子の表示など。
同社では販売後1年間で本体700台、GK-1: 350台、DK-1: 150台を国内外で販売するとしている。
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