【2018年2月15日】「コンバーティングテクノロジー総合展2018」(同時開催:Convertech JAPAN/新機能性材料展/Printable Electronics)が2月14日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
同展示会は、機能性フィルムやナノファイバーなどのマテリアルをはじめ、ものづくりの根幹を支える装置や資機材、技術、サービスを集めた見本市群。プリント関連でも印刷機や後加工機、部材などが展示されており、毎回注目を集めている。
今回は16日(金)までの開催で50,000人の来場者を見込む。
プリント&プロモーションでは、印刷関連の注目製品を紹介していく。
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ミマキエンジニアリング(3Q-04)は「PrintRobo」をデモンストレーションしている。
「PrintRobo」は、UV硬化型大判IJPに搬送装置を付属したもの。
冶具にプリントしたい素材を載せ、セットしておけば自動搬送され、次々にプリントが完成する。
担当者は「特注機であることから、標準モデルがないため、最もシンプルな構成をお見せしている。自動搬送されることにより、付け替えの手間が省け、省人化を推進する」と話す。
スクリーン印刷で少量プリントを行っている印刷業者などで、採用があり、デジタル化を推し進めている。
同社ブースでは同時期開催の「3Dprinting2018」で展示されている3Dプリンタ「3DUJ-533」で出力したサンプルも展示している。
ダックエンジニアリング(3B-06)は、「検査で勝つ」をテーマに自社の自動検査装置を展示している。
表面加工や印刷業界では近年、製品の全数検査が求められるケースが多く、自動検査装置を導入する会社が増えている。
「YC511-SNI-Coco」は横軸型のラベル検査装置。ロール状に巻き取ったラベルや軟包装系印刷物を巻き返しながら文字欠けや汚れ、色の違いを検査していく。
オプション対応でデジタル印刷機対応でき、デジタル印刷で求められる連番や個別コードなど、可変情報プリント部分の検査もできる。
検査速度は毎分最大120m、可変情報を読み取る場合で80m。
エアハルトライマージャパン(3F-06)は、検査装置「スマートスキャン」を展示している。
同検査装置は機能を検査にしぼったエントリーモデル。文字欠けや汚損、ラベルなどの抜けと言った重大欠点の抽出ができる。
検査速度は最大で毎分250m。
東洋インキ(3B-15)は、デジタル印刷機向けのニスを紹介している。
「FLASH DRY クリアコートPODワニス」は、2017年6月発売の製品。高い密着性を付与しており、これまでニスがのりづらかったトナーやインクジェット印刷への加工が可能。塗布にはコーターが必要となる。
すでにパッケージ分野での採用事例がある。
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