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開催中「コンバーティングテクノロジー総合展2017」速報レポート1 「シンク・ラボラトリー」「三起機械」「レンゴー」


【2017年2月16日】「コンバーティングテクノロジー総合展2017」(同時開催:Convertech JAPAN/新機能性材料展/Printable Electronics 他 3 展)が2月15日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催は17日(金)まで。

今回は「モノづくりは、価値づくり。」をテーマに 343 社(686 小間)が出展し、期間中約60,000人の来場者を見込む。

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同展示会は、さまざまな機能性フィルムやナノファイバーなどのマテリアルをはじめ、ものづくりの根幹を支える装置や資機材、技術、サービスを集めた見本市群。印刷関連でも印刷機や後加工機、部材などが展示されており、毎回注目を集めている。

プリント&プロモーションでは開催中の同展示会について、速報レポートをお届けする。

 

 会場レポート

シンク・ラボラトリー(3J-12は、水性インクジェットプリンタ「FXIJ-1 AQUA」を展示している。
「FXIJ-1 AQUA」は、花王が開発した「水性インクジェット用顔料インク」を搭載し、軟包材への印刷が可能なデジタル印刷機。グラビア印刷ではカバーしきれない100mなどの少量印刷から、2000m程度の中量印刷に対応する。

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同機は、グラビア用製版システム「NewFX3」とのデータ共有も可能としており、グラビア印刷とデジタル印刷の融合でも提案している。

さらに、今回の展示会では千葉県の信和産業が2台の導入を決めたことを発表。グラビア印刷のデジタル印刷での代替に一気に弾みがつきそうだ。

同機は、毎10時から16時まで1時間ごとに実演をしており、サンプルの配布も常時行っている。
また、グラビア印刷でも花王が開発した水性インキで印刷したサンプルを展示している。

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三起機械(2K-02は、メムジェットを採用したデジタルラベル印刷機「SIJ-220」を展示した。4つのヘッドを搭載しており、最大印刷速度は毎分80mと輪転機並みの生産性がある。

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参考出品として、メムジェット1ヘッドの製品も展示しており、こちらは低速だがごく少量のラベル印刷に対応でき、製品価格も4分の1程度まで抑えられるという。

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また、カッティングプロッタを搭載した後加工機は、前工程にラミネート、後工程にカス上げも搭載しており、1台で少量の後加工のすべてをこなす。すでに10台以上が販売されており、デジタル印刷機の後加工機として、活用されている。

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担当者は「デジタル印刷の後加工をすべてこなすことができ、省力化によるコストダウンが可能。価格は1年間の人件費を考えればペイできてしまう」と話す。

 

レンゴー(3P-21、新機能ペーパーゾーン)の「ガイアフォトン」は、紫外など280ー430nmまでの波長の光で蛍光発光する素材。

世界で初めて、まったくレアアースを使用しておらず、安全性の高い銀含有ゼオライトの蛍光体で、合成条件を変えることで、さまざまな色で発光する。
紙の繊維などに入れ込むことで、偽造防止用の印刷で役立つとしている。

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担当者は「ロットによって色も変えることも可能。量産化のめどはたっているので、商品化へのパートナーを探したい」としている。

 

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開催期間 2017年2月15日(水)~17日(金)
開場時間 10:00~17:00
会場 東京国際展示場(東京ビッグサイト) 東ホール
予定来場者数 60,000名(予定) ※同時開催展含む
入場料 3,000円 (但し、Webサイトで事前登録された方は入場無料)
http://convertechexpo.com

事前来場登録はこちら
http://convertechexpo.com/for_visitors.html

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