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グーフ 印刷サプライチェーンのCO₂排出量削減を目指す実証実験を開始 パイオニアのルーティング技術を活用

【2025年3月31日】グーフはこのほど、パイオニアのルーティング技術を活用し、印刷サプライチェーンのCO₂排出量削減を目指す実証実験を開始した。


グーフは、印刷運用の最適化を支援する企業で、GEMiNX」プラットフォームを提供し、適地・適時・適量の印刷運用を実現している。
今回の実証実験は、パイオニアのルーティング技術とグーフの適地生産ロジックを用いて、物流の最適化とCO₂削減効果を検証する。EC企業のDM輸送データを基にしたシミュレーションでは、生産拠点を1から5に増やした場合、最大82%のCO₂削減が見込まれる。

背景には、印刷利用企業のCO2排出の中に占める、物流部分の割合が約80%を占めるという実情がある。このため、サプライチェーン全体の最適化には横持ちを含む物流プロセスの削減が急務だった。

グーフは今後、出版社やブランドと共同研究を進め、カタログや出版物、アパレルなど幅広い印刷物を対象に「適地印刷」の有用性を検討する。
パイオニアは、カーナビ開発で培った位置情報技術を活用し、モビリティ課題の解決に取り組んでいる。

グーフ
http://www.goof.buzz

パイオニア
https://jpn.pioneer/ja/

 

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