【2023年11月16日】「ラベル印刷・シール印刷.com」は、福岡県久留米市の丸信が開設したシール・ラベルの印刷通販サイト。
2023年現在、一般ユーザーにとって「最も身近な印刷会社はどこか?」と言えば、街にある近所の印刷屋さんではなく、テレビCMを多く流している印刷通販の会社ではないでしょうか。
こういった印刷通販で、チラシやポスターなどを依頼する場合、極端にいうと紙の「大きさ」と「枚数」を選択し、データを入稿すれば印刷物が届くシステムになっています。
一方、丸信が取り組むシール・ラベル印刷はちょっと難しいのです。
シールやラベルの場合、印刷方法や紙の種類に加え、粘着剤(糊)や後加工(箔押し・抜き)の種類も選ばなければなりません。
専門用語も多く、一般の人にとっては注文のハードルが少し高めと感じます。
そんな、苦労の多そうなシ-ル・ラベルの印刷通販をどうやって実現しているか、“中の人”に聞いたお話からレポートします。
「ラベル印刷・シール印刷.com」では、顧客が自分の必要な製品を注文しやすい工夫があります。
それは、商品一覧ページが「6つに注文の要素」に分かれていることです。
分類は「素材」「加工」「印刷方式」「糊」といった製品そのものに加え、「用途」と「業界」という検索方法を用意しています。
注文初心者に、一番おすすめなのが「用途」「業界」。
シールやラベルで最も重要なのは、「何に貼るか」なんです。
特にラベルは中身を説明するもの。「夏に冷蔵庫を開けて、麦茶だと思って飲んだら麵つゆだった」なんてことありませんでしたか。あれもラベルが貼ってあれば中身が分かったのに…。
特にお店で売られる商品のラベルなどは、表示方法が法律で定められています。アレルギー表示などが剥がれることや、水濡れなどで見えなくなってしまったら、麦茶と麺つゆの間違いどころでは済まない場合もあります。
そう、だから「用途」「業界」で選ぶのが、一番わかりやすい注文のコツだと思います。
同社のサイトでは「用途」「業界」を選ぶと、「食品」「化粧品」「健康食品」「酒」「工業用」など、比較的需要の多い分類を用意しており、自分に必要なシール・ラベルを探せるのです。
また「この紙を使いたい」「水に接するのでフィルムが絶対条件」という人には「素材」から選ぶことが可能ですし、印刷の知識がある程度ある方は「印刷方式」「糊」「加工」などから、こだわりの条件で探すことも可能です。
大まかに目星をつけた後は、簡単な「見積りフォーム」使い、「サイズ」「形」「色数」「素材」などを入力していくだけで、見積もりを取れます。
ただ、それでも「自分が思ったとおりのラベルが来るのか?」と心配ですよね。
同社の場合は必ずメール、時にはお電話で専門知識を持ったオペレーターが、初心者にわかりやすい言葉で、要望を聞き取ります。また、どのような素材なのか、シールの粘着具合等を実際に見てお確かめ頂けるように、サンプルを送って、見て触って同じ環境で商品に貼って試せます。サンプルだけではなく、色味の確認も可能。印刷オペレーターが色見本として使用するものと同じ簡易校正紙(インクジェット出力紙)や色チップなどが送付され、紙に出力されたもので印刷の色を確かめられます。パソコンなどの画面上の色は、ほとんどがあてにならないためです。
そこから製造を開始するので、非常にトラブルが少ないのです。
「まったくシールやラベルがわからない」という場合は、このオペレーターさんに丸投げも可能です。「お見積りフォーム」があり、そこに疑問や不安要素、要望を入力するとオペレーターから返信が来ます。
オペレーター担当者も「こんなこと聞いて大丈夫かな?と思うより、丸投げ・おまかせして全部聞いていただける方が失敗しないと思います」だそうです。
オペレーターも初期は、ユーザーとの用語や認識の違いなどで苦労したようですが、「現在は経験を重ね、課題を解決しており、非常にスムーズに注文までのやり取りを行えるようになりました」(担当者)。
そうそう「検討段階でオペレーターと話すのはちょっと」という人には、チャットボットも用意しており、質問の項目を選択するだけで、回答が出る仕組みをサイト内に設置しています。
それでも心配な場合は、一度サンプルを送ってもらうことも可能です。サンプルで紙の素材や印刷の色の出方、粘着の強さ・剝がしやすさなどをユーザー自身が確認できます。
「実際に初回の注文の場合は、サンプルをお送りするケースが多い」とのことで、丁寧な対応がこのサイトの特長です。
それでも難しそう、加工が複雑で伝えきれないという場合は、営業担当が出向いてのミーティングにも対応。丸信は福岡県久留米市の本社を中心に、東京や千葉、愛知、大阪、広島、熊本県、長崎県、大分、鹿児島に営業拠点があり、シール・ラベルの専門家が課題解決に力を発揮してくれます。
納期はデザインの決定次第ですが、データのやり取りも含めて2~3週間程度。
「2019年度世界ラベルコンテスト」最高位「Best of the Best(ベストオブザベスト)」を受賞した純米吟醸「若竹屋」のラベル
ちなみに丸信は「世界ラベルコンテスト」で世界一の「Best of Best」を受賞している会社。まさにプロ中のプロが、あなたのシール・ラベルを製造してくれます。
ラベル印刷・シール印刷.com
https://label-seal-print.com/
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