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モリサワ 写植機発明100周年プロジェクトを発表 名機「MC-6型」をデジタル再現 同い年の甲子園にも協賛

【2023年7月25日】モリサワは来年7月24日の邦文写真植字機(写植機)発明100周年に合わせて、写植機をデジタル技術をくわえて再現するなどの取り組みを行う。

写植機は、「光学写真の原理で文字を現して組む」という方法で、従来の活版印刷に代わる新たな印刷技術を体現した機械。モリサワの創業者である森澤信夫が発明し、写研の創業者である石井茂吉氏と共に1924年に特許を申請した。
それからDTPの登場に至るまで、文字印刷技術のスタンダードとして活躍し、日本の出版・広告・デザインの発展に大きく貢献してきた。

今回のプロジェクトではその歴史を振り返り、今では数台のみしか現役で存在しない写植機「MC-6型」を、当時の形状を生かしつつ、一部の機能をデジタル化して再現している。
「MC-6型」は、1967年発売の万能型手動写植機で、当時1万台の販売を記録したというロングセラー機。再現した「MC-6型(2024)」は、「現像」の工程を踏むことなく、備え付けのモニター上で文字の版下を確認することができるため、写植機の仕組みを理解しながら、植字を模擬体験できるもの。


再現した写植機「MC-6型(2024)」

同機は、モリサワの展示ゾーン(ショールーム・大阪)で公開。また、東京での公開も予定している。

さらに、同じく100周年の「阪神甲子園球場」にも協賛し、記念特設サイトに紹介されている。

モリサワの展示ゾーン(ショールーム・大阪)の見学は以下から
https://www.morisawa.co.jp/support/contact/forms/gallery-tour

モリサワの展示ゾーン(ショールーム・大阪)の詳細
https://www.morisawa.co.jp/culture/museum/

甲子園「100周年アニバーサリー企業」特設サイト
https://www.hanshin.co.jp/koshien/100th/anniversary_company/

 

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