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大日本印刷 「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころシリーズ」が2022年度「good digital award」のアート部門で部門最優秀賞を受賞

【2022年10月5日】大日本印刷(DNP)が開発・運用する「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころシリーズ」はこのほど、デジタル庁が主催する2022年度「good digital award」のアート部門で部門最優秀賞を受賞した。

「good digital award」は、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献する個人や企業・団体の取り組みをデジタル大臣等が表彰する制度。9つの部門があり、社会性、発展性、継続性の観点で評価をする。

DNPは、「印刷と情報」に関する独自の強みを活かして、MLA(Museum:美術館・博物館/Library:図書館/Archives:文書館)が所蔵する作品や資料をデジタル化し、人々に感動を与え、作品の知識を深めるコンテンツとして提供するデジタルアーカイブ事業に取り組んでいる。

その一環で開発・運用している「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころシリーズ」は、文化財の高精細なデジタルデータと、MLAの多様な知的情報である「みどころ」を掛け合わせたインタラクティブな鑑賞システムのラインアップ。

多くの人々に文化財やアート作品等への興味のきっかけを提供するほか、テーマ・関係性など多様な視点で知識を広げる。
作品等の現物がない場所でも、仮想的に作品を手に取るような鑑賞ができるなど、“新しい文化体験”を通じて、文化財のさらなる価値の創出につなげていく。DNPはフランス・パリのフランス国立図書館(BnF)のほか、国内外のさまざまなMLAに「みどころシリーズ」を導入しており、今後さらに対象を拡大していく。

「みどころグラス」は、メガネ型のウエアラブルデバイスの画面にデジタル化された作品が表示され、仮想的に作品を鑑賞できます。利用者の動作に応じて作品に疑似的に触れることができる、デジタル作品ならではのインタラクティブな体験も可能。
「みどころビューア」は、ディスプレイ上で3D作品の回転や、拡大・縮小、見どころ情報の表示などの操作ができる。
「みどころウォーク」は、ヘッドマウントディスプレイを装着して、手すりをたどりながら実際に移動することでバーチャル空間を歩くことで興味がひろがる。
「みどころキューブ」は、DNP独自の立方体(キューブ)状のインタフェースを通して、コレクションの魅力を伝える。

 

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