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大日本印刷 リサイクルしやすい液体用紙容器2タイプを開発 今年12月から発売

【2016年5月30日】大日本印刷(DNP)はこのほど、常温長期保存を可能にするアルコール飲料向けの液体紙容器2タイプを開発した。

新製品は、廃棄時に簡単に切り開くことができる「解体しやすいタイプ」と、紙層と内装のフィルム層を簡単に剥がして分離できる「紙とフィルムを分離できるタイプ」の2種を用意する。

DNPは1978年から、液体用の紙容器「Lシリーズ」を開発し、ビンや缶などに替わる包材として拡販してきた。
使用後の資源リサイクル時には、解体する必要があったが、アルコール飲料向けには内容物保護の観点から、強度が高く、解体しづらい容器となっていた。またアルミ仕様やアルミ蒸着フィルムを使用した紙容器の場合、リサイクルできないケースも多かった。
新製品はこれらの課題を解決したもの。

「解体タイプ」は、特に口栓部分は、頭部シール部の密封性を維持しながら開封しやすくし、牛乳パックと同様に、ハサミで簡単に解体できるようにしている。内層も透明バリアフィルムを使用し、リサイクル用の頭~胴部と、可燃ゴミとなる口栓部と底部に分割しやすくした。
dnp 大日本印刷 解体 紙容器1

また「紙とフィルムを分離できるタイプ」は、紙層と内層に使用するアルミなどのバリアフィルムを、ハサミを使わずに簡単に分離できる液体紙容器。容器頭部のシール部を押し開くことで剥離できる。
dnp 大日本印刷 解体 紙容器

DNPでは両製品を、今年12月をめどに発売。清酒、焼酎などの酒類業界向けに拡販し、2017年度に5億円の売上を目指す。

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