【2025年5月22日】DNPは、業務における生成AI活用を支援するアプリ「DNP 生成AIパートナーアプリ Ctrl+Cat(コントロール・キャット)」の提供を5月14日から開始する。
選択・コピーなどPCの基本操作のみで生成AIを直感的に利用できるユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)を備え、要約や調査、翻訳などの社内業務への導入を容易にする。
同アプリは、2024年の「AWS Japan 生成AIハッカソン」で優勝した技術をベースに、DNPグループ内で運用が進められてきたもので、2025年1月の社内運用開始以降、対象社員の約50%がアクティブに利用しているという。今回はその「先行評価版」を販売し、生成AI活用に課題を抱える企業のDX推進を後押しする。
Ctrl+Catは、業務中に表示された画面上の情報を選択するだけで、生成AIがその内容を要約・翻訳・調査するなど、従来必要だった複数の工程を省略できる。
また、猫のキャラクターが利用者の指示をAIに伝える仕組みや、使用頻度に応じて成長する“ゲーミフィケーション”を取り入れたUXも特長で、生成AIを「使いたくなる」仕組みを強化した。
さらに、利用者が独自のキャラクターを自然言語で生成し、業務内容に応じてAIをカスタマイズできる。
価格は初期費用660万円(税込、300名利用想定)からで、運用費はLLM利用料に基づく従量課金。DNPは2027年度までに同アプリで累計2億円の売上を目指すとしており、2025年下期には正式版の提供も予定している。
詳細・問い合わせ先:https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20176631_4986.html
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