【2022年1月12日】アサヒ飲料はこのほど、「持続可能な環境と水資源」をテーマとした副教材を、事前に送付希望を募った全国の小学校684校に計10万部を配布する。
この取り組みは、次世代を担う子どもたちに「水の大切さ」、「地球環境保全に取り組むことの大切さ」を伝えることを目的としたもので、小学校6年生の理科「人と環境のかかわり」の単元に該当する副教材として制作された。
冊子の内容は、日常生活に欠かせない飲料水が出来るまでを、「三ツ矢サイダー」の生産工程を例に挙げて説明。ろ過によって水を磨き、さらに硬度調整を行い「磨かれた水」が使われていることや、製造過程で使用した水は工場内で再利用され、きれいにしてから川に返していることなど、飲料水製造という視点から「水」について幅広く学べる内容になっている。
今年からは二次元コードでPETボトル飲料の生産過程の動画を閲覧できるようにして、紙面上で得られる情報を超えた学びにつなげている。
また、SDGs「6 安全な水とトイレを世界中に」「12 つくる責任、つかう責任」、「14 海の豊かさを守ろう」について具体例を掲載した。
昨年は379校の小学校へ配布し、授業で活用。379校へアンケートも行い、うち136校から回答があり、97%の先生方から「よかった」と高い評価を得ている。
アサヒ飲料は、「社会の新たな価値を創造し、我々の「つなげる力」で発展させ、いちばん信頼される企業となる」というビジョン、そして「100年のワクワクと笑顔を。」という社会との約束を掲げている。
そのビジョンを実現するために、「健康」「環境」「地域共創」という3つのマテリアリティを設定し、CSV経営における重点課題領域と位置づけ取り組んでいる。
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.