【2015年10月22日】セイコーエプソンのグループ会社である秋田エプソンは11月から、インクジェット(IJ)ヘッドの生産力増強のため、総額約34億円を投資し、新工場の建設を開始する。
新工場は2016年秋に稼働を開始し、将来的には秋田エプソンでのIJヘッドの生産能力を現在の約3倍に向上させる。
エプソンのプリンティングソリューションズ事業では、独自のIJ技術「マイクロピエゾ技術」を活用し、家庭用はもちろん、オフィスや商業、産業まで、幅広い分野で製品、サービスを提供している。
新工場では、大容量インクタンク搭載プリンタやビジネスインクジェットプリンタのコアデバイスとなるIJヘッドの製造・組立を行う。これは新興国で大容量タンクで低印刷コストといった要望があるためで、この需要にメーカー純正の製品を供給する。
2014年度の販売数量は前年度比で40%増になるなど好調で、今後もさらなる需要が見込まれる。
■秋田エプソン新工場の概要
所在地 〒012-0801秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上1番地
生産品目 インクジェットプリンター用ヘッドの製造および組立
(大容量インクタンク搭載プリンタおよびビジネスインクジェットプリンタ用)
工場面積 建築面積:4,614m²、延床面積:10,528m²
従業員数 30名以上(正規新規雇用)
■秋田エプソン 会社概要(2015年10月1日時点)
会社名 秋田エプソン株式会社
所在地 〒012-0801秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上1番地
代表取締役社長 三井 隆
操業開始 1986年6月20日
従業員数 572名
資本金 8千万円 ※セイコーエプソン株式会社100%出資
事業内容
プリンターヘッド部品の製造および組立
超精密部品・金型具冶工具の製造加工
ウエアラブル機器の製造および組立
ウオッチムーブメントの製造および組立
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