【速報】12日(金)まで開催中の「FOOMA JAPAN 2015 国際食品工業展」(主催・一般社団法人 日本食品機械工業会)の速報第2弾をお届けする。同展は6月9日から、江東区有明の東京ビッグサイトで開催されており、食品機械・装置および関連機器に関する技術や情報サービスを展示。日本をはじめ世界から681社が出展している。
速報第2弾でも、注目の出展内容を動画と写真でリポートする。
マックス㈱(☎0120・510・200)は最新の感熱ラベルプリンタ「LP- 70S」を披露した。食品表示法で義務化された栄養成分表示を簡単に作成できることから、食品分野での採用が増えている。
また、スマートフォンやタブレット端末からの操作ができることから、ラベルの一覧などを見やすく、扱いやすいことも特徴だ。
㈱サトー(☎0120・090・310)は食品専用のトータル管理システム「FOOD-Rro」を中心にブースを構成。ブース内を一周することで、原材料の入荷から、在庫の整理、製造の管理、出荷までをトータルにサポートするシステムを理解できる。原材料からデータ、ラベルまでをすべてひも付けし一元管理するため、万が一、食品に問題が発生した場合に、被害を最小限に食い止めるか効果がある。
また、焼却時に二酸化炭素排出を約50%削減できる「エコナノ」をラベルの基本素材にしており、廃棄時の環境負荷を抑制している。また剥離紙のない「ノンセパ」を活用し、廃棄物自体を軽減する。
同社では「入荷から製造、最後は廃棄までを支援できる」としており、粘着と自動認識技術を活用したさまざまなサービスを提案する。
会場ではこのほか、モバイルから、ポータブル、デスクトップまでの各サイズを取りそろえたプリンタや、機能性豊かなハンドラベラーなども出品している。
イーデーエム㈱(☎03・3964・4005)は、自社のラベラーとプリンタを組み合わせたシステムをデモンストレーションした。デモではカップの上から封かん、側面2カ所にラベルを張り付け、さいごに日付を印字したラベルを底面に貼る工程を公開している。
㈱マスターマインド(☎0263・53・3700)は、各種業務用フードプリンタを展示している。出品製品の一つ「MMP8240F-BC」は最大印刷幅604mm、厚さ10㎝まで対応のスタンダード機。せんべいやクッキー、饅頭などお菓子に可食インクで直接カラープリントできる。
担当者は「従来は焼きゴテなどを用意し、職人さんが一つずつ着色していたものをプリンタであればだれでも印字可能になる」としており、菓子店などを中心に導入が進み、少量生産されるお祝い品や季節のイベント用商品で活用されている。
可食印字用のプリンタではこのほか、ベルク工業㈲(☎048・465・0054)などが製品を展示している。
日本テクノロジーソリューション㈱(☎079・443・1613)は、少から中量のシュリンクラベリングに対応する熱旋風シュリンク装置「TORNADO」を実演し、多くの来場者を集めている。トルネード方式は4方向から熱風を旋風上に吹き付けることから、ムラがなく、一瞬でシュリンクが可能。熱風循環機構により省エネルギー化も実現している。
ブースでは「シュリンク技術最新ノウハウレポート」などの配布を行っている。
また、同機は㈱フジシールのブースにも設置され、実演を行っている。
㈱いけうち(☎06・6538・1075)は、各種スプレーノズルをブースに設置し、実際に噴霧を行っている。冷却用のほか洗浄用のノズルでも新製品を展示しており、涼感のあるブースに多くの人が足を止めている。
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